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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
虫づくし 最高,
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レビュー対象商品: 虫づくし (ハヤカワ文庫NF) (文庫)
奇書である。何が言いたいのか。理解できない人には永久に理解してもらえない。ムシと付くもの、ムシらしきもの、ムシではないものに対する、別役流事典である。 私は、列車移動中に読んでいて、車中で大笑いしてしまい、恥ずかしくて車輌を移動しました。移動後も、含み笑いが収まらず、変質者と勘違いされたに違いない。 間違いなく、別役実の事典物の最高傑作である。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
科学的論証??,
By rennjiro (東京) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 虫づくし (ハヤカワ文庫NF) (文庫)
最初から最後まで全くもってあてにならない「虫」に関する情報が満載です。注釈、さらにはあとがきまで信用できません(^-^;)しかしそのどうしようもないネタ(失礼な表現ですが…)がなんだか思わず納得させられてしまうというか、納得したくなるような考察文(風)に仕上がっている・・・。言い回しなどはいかにも研究論文!!という感じなので、余計おかしく感じます。文章表現というものを知り尽くしているからこそ、なんでしょうか。 うさんくささをさらに助長する挿絵もなかなか。意外に注釈に仕込まれた小ネタも効きます。
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「ネタ」に釣られてしまう快感。,
By 廃人関係 (神奈川) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 虫づくし (ハヤカワ文庫NF) (文庫)
別役実という著者についてはまったく知らなかったのですが。タイトルと装丁に惹かれて思わず買ってしまいました。まあ「ジャケ買い」みたいなものですね。私はわりと「ジャケ買い」でアタリを引くタイプなのですが。この本、読んでみたら、びっくり。 物語の世界にグイグイ引きこまれていく自分が・・・ というのは「真っ赤な」ウソで、そもそも、物語ではないですねコレ。 おそらく、本書の中で科学的に正しい記述というのはほとんど無いです。でもね、ネタの構成、言葉づかいのおもしろさ、「かぎ括弧」の使い方、シモネタのさじ加減等、とても勉強になります。もちろん単純に面白いです。「虚構の世界を構築する」という観点で見ればコレはまさにファンタジーかもしれないし、サイエンスフィクションという言葉を真に受けると、まさにSFと呼んじゃってもいいのかもしれないと思わざるを得ません。(著者はあとがきで「学術書である」と言い張っていますがね) さて、本書の中でも私の好きな考察は、「虫とはなにか?」と「虫的兆候について」という本書の構成からは、ちょっと独立した二つの考察です。この2つの考察のホラ話のなかに著者の世界観、人間観がひそかに見え隠れしているのが見所ですね、なんちゃって。 まあ、どこから読んでもOK牧場なので、おでかけのお供に重宝する一冊。
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