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虚飾の愛知万博 (ペーパーバックス)
 
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虚飾の愛知万博 (ペーパーバックス) [単行本]

前田 栄作
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

世紀のイベントを徹底解剖!
絶対に見逃せないものは何か?
みなさん、どうか名古屋に来てください!

 愛知万博(愛・地球博)は、おそらく日本で行われる「最後の万博」です。今後、日本ではこのような万博が行われる可能性はまず考えられません。なぜなら、日本経済は破綻寸前 about to collapse ですから、ムダ金なんて使ってる余裕がなくなるからです。
 愛知万博は、もともと地元の有力者が土地で儲けようとしたことから始まりました。はじめに利権 right and interest ありきですから、地元の反対運動も激化、それで運営方針は二転三転するのです。そして、中身の議論などまったくなされず、結局のところ、時流に合わせた「環境博」ということに落ち着きました。しかし、本当に「環境博」であるかどうかは、あなたの目で確かめてもらうしかありません。
 さて、どう考えても赤字 deficit を垂れ流すこの大イベントの後始末には、もちろん税金 tax が使われます。ですから、あなたには、ぜひとも名古屋まで来てもらうしかありません。なんとか入場者数を増やさないと、愛知県は破産 bankrupt してしまうからです。
 本書中では、そんな愛知万博の「見どころ」must-see sight を徹底的に紹介してあります。本書なくして、この万博の本当の姿 real figure を見ることは出来ないと、筆者は自負しております。

内容(「BOOK」データベースより)

世紀のイベントを徹底解剖。絶対に見逃せないものは何か?。

登録情報

  • 単行本: 239ページ
  • 出版社: 光文社 (2005/2/25)
  • ISBN-10: 4334933521
  • ISBN-13: 978-4334933524
  • 発売日: 2005/2/25
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 867,337位 (本のベストセラーを見る)
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87 人中、77人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 メディアが報じない裏事情, 2005/3/21
レビュー対象商品: 虚飾の愛知万博 (ペーパーバックス) (単行本)
本書の中で特に注目すべきことが二点あります。
一つは、採算を度外視した乱開発のツケが結局税金で賄われるということ。もう一つは、愛知万博最大の出資者であるトヨタを正面から批判しているということです。
前者に関しては、何も今に始まったことではないのですが、何故いつまでもこのような愚行が繰り返されるのか、常々疑問に思わざるを得ませんでした。
私はその理由の一つに、国民の地方政治に対する無関心さが影響しているからではないかと思います。
日本人の政治に関する興味のレベルと言えば、せいぜい国会議員の人気度に目を向ける程度であり、地方自治体の財政問題などは、自分の住んでいる地域のことでさえ殆ど興味が無いというありさまです。
そのような点からも、著者の言う「あなたの住む自治体の財政事情を調べた上で愛知万博をすればいい」というメッセージを真摯に受け止めなければならないと思いました。
また、トヨタに対する報道に関しては、ほとんどの新聞や雑誌が「コスト削減」と「品質重視」の側面をひたすら褒めちぎっているだけで、これには正直うんざりしていました。
私はかつて、トヨタの下請け部品会社で仕事をしていた関係から時々豊田市に行くことがあったのですが、道路はどこもやたら無意味な広さで整備されていたのに対し、鉄道などの公共交通機関の整備がかなり遅れていたことを不自然に感じていました。
しかし、本書はその点も指摘しています。世界有数のクルマ城下町では道路建設などの大型公共事業が優先され、その結果、本当の住みやすい街づくりがないがしろにされているのです。
それなのに、多くのメディアはトヨタのエコカーを報道することには躍起になっても、このような乱開発に関わっている事実には何の批判もしません。
やはり本書が指摘しているように、日本で最高の利益を上げている企業を批判することは、産業界全体を敵に回すことを意味しているのでしょうか。
今、ライブドアのフジテレビ買収計画が大きなニュースとして注目されていますが、その大手メディアでさえも巧妙に操作してしまうトヨタの力には脅威を感じずにはいられません。
このような時代遅れで自然破壊だらけの「トヨタ万博」に、不便な交通機関を利用してわざわざ足を運ぶ必要など一体どこにあるのか疑問を感じずにはいられません。
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64 人中、53人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 名古屋の書店では買えない本, 2005/3/13
By 
Bibliothekar (日本中央部の政令指定都市在住) - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: 虚飾の愛知万博 (ペーパーバックス) (単行本)
開催まであと10日余り、本書は名古屋市内の本屋さんではほとんど買えません。某大手自動車会社がスポンサーであるために買い占めて、表に出さないと言われています、実は一箇所だけ買えるお店があります。営業努力の賜物。
愛知県民としては本書に書かれていることは、大半が事実だと思っています。それゆえに県民の大半が反対してきた。にもかかわらず実行されている。税金の無駄遣い。
今回の万博が不成功という結果を出す理由のうちで書かれていないのは、国土交通省が関わらなくて交通機関整備と運営が順調に行っていないことでしょう。
大半が事実です、だから知られたくない本なのでしょう。
真実は小説以上です、今後万博という愚行を再発させないために。インターネットでやれば十分です。
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41 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 愛知を愛するがゆえの渾身の万博ルポ。, 2005/3/11
By 
driven (東京都) - レビューをすべて見る
(殿堂入りレビュアー)    (VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 虚飾の愛知万博 (ペーパーバックス) (単行本)
面白い。アクセス、環境アセス、会場選定経緯、トヨタ、堺屋太一さん。豊富な取材データをもとにあらゆる切り口から愛知万博を斬ります。よくぞこんな税金の無駄遣いをしてくれた。あまりにマンガちっくな展開に読んでいて怒りよりは笑いがこみ上げてきます。実際、大きなイベントなのに世間の関心も期待も低すぎてほとんど知られていない愛知万博の実態。必読です。
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