タイトルとなった虚無回廊の意味が明かされる。ハードSFなので、かなり専門的な理論による難解な説明であるが、とにかく宇宙そのものの進化に関係あるらしいということは解った。それにしてもこれほどスケールの大きい話は、世界のSF小説と較べても他には無いのではなかろうか。
登場する様々な知的生命体も、地球の科学常識では全く理解不能な程の驚異的な生命体ばかり。まさに驚愕の連続です。
この単行本が発表されたのは、2000年。いよいよ謎の本質へと近付き始めた辺りで物語はストップしたまま。その後の物語は再開されず。このままだと本当に伝説のSF巨篇になってしまいそう。果たして、完結するのか? 多くのファンが再開を待ち望んでいる。