「キルレアン測定器の登場により、大きな転換期を迎えた骨董業界」「その骨董を調査・回収する場として用意された、震災で崩壊したかつての首都・東京」「モノに込められた想いとモノに想いを込めた人たちの物語」くらいで止めておいても十分面白かったはず。
これ以上の演出・設定は、明らかに「盛り込み過ぎ」だったと言わざるを得ない。
少なくとも、1巻の段階でこれほど多くのネタを放り込む必要は無かったんじゃないだろうか。
おかげさまで、何を楽しめばいいのか、物語としての基軸がどこにあるのかが読者に大変分かりづらい。
これほど「勿体無いなぁ」と思う作品も珍しいだろうと思う。
一つ一つの材料は興味深く面白いものが多かっただけに、非常に残念ではあるけれど、私からの評価は☆は3つです。