企業がよみがえるにはこれしかない!と成果主義が導入された。今でも信奉者は多いはずだ。この本は2004年1月に出されたものに、補論「成果主義ブームが去って」が付け加えられている。この最終章を読むと成果主義の現実がよくわかる。表向きには成果主義をいいつつも実際の運営では骨抜きにされてそれ以前の制度と似たことをやっている企業も多いそうだ。「仕事の報酬は次の仕事」の言葉の意味も詳しく書かれている。たとえば、内部留保を投資にまわすときそこに新しい仕事が生まれ報酬としての仕事も実現する条件ができているではないかという指摘があったりする。
成果主義こそが会社を成長させると思う人こそ文庫本になった今この本を一度読んでみるべきだ。