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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
政治家や官僚がかわいく見えてしまう・・・?!,
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レビュー対象商品: 虚像の砦 (講談社文庫) (文庫)
テレビ番組の作り手の視点から見た政治、社会、行政という設定。実際にあった宗教団体の弁護士一家殺害事件や某戦闘地域での邦人人質事件等を彷彿とさせる出来事をネタに話が進む。著者は大手新聞社記者出身という経歴のせいか、メディアの「正義」にどうも甘い。この小説を読むと、「現代社会で最も権力を有するのは結局メディアなのか?」という諦めとも絶望ともつかない思いにかられる。政治家や大金持ちも個人、社長や次官もポストに過ぎず、いわば、期限付きの権力者だ。しかも所属と氏名、顔という個人性を表面に出した権力者だ。それに比べてメディアは、顔のない組織が、現代では最も威力を発する情報操作という「権力」で人の心や社会のシステムを動かしていく。その中にあって、マスコミ人が勘違いしてしまうのもむべなるかな。 メディアの報道は、所詮、つくりものだ。記者が取材した時点で既に「事実」は二次情報になり、視聴者や読者に届く頃には、無限のフィルターを通過し、しかも映像もコメントも切り貼り。今更と思いつつも、「報道」の必要性を考えてしまう。 この小説の中で、唯一救いなのは、バラエティ番組プロデューサーの「笑いを届けたい」という真摯な思いだ。案外、テレビ局の存在意義の本質は、今の世の中、バラエティやドラマという、完全な作り物にあるのかもしれない。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
現場の記者と上層部との意見の対立,
By ドラゴンツービート (埼玉県春日部市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 虚像の砦 (講談社文庫) (文庫)
今までOKだったのに上司が突然ダメ出しをしてきた。。。その理由があまりにも理不尽。。。というのはほとんどのサラリーマンなら一度は経験したことがあると思います。そういう人にはぜひ読んで欲しい本です。 わかるわかる!!という箇所があるはずです。 一般社員では計り知れない謀が蠢いているんだろうな、と思いました。
13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
テレビ局をめぐる権力闘争と情報操作を描く,
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レビュー対象商品: 虚像の砦 (講談社文庫) (文庫)
超おもしろ小説「ハゲタカ」を書いた著者の本ということで、かなり期待した。ハゲタカほどのおもしろさはないが、期待は裏切らない作品。 テレビ局ー広告代理店ー政治家ー官僚による、 情報操作と権力闘争が見事に描かれていて興味深い。 ただ題材とされているのがイラクで日本人3人が捕まった事件で、 政府が自衛隊派兵の責任を逃れるために、 被害者に自己責任論を押し付けたというくだりは、 違和感を覚えてしまうが、 まあそれはそれとして、権力や情報操作に負けず、 テレビの力を使って世の中をよくしていこうという、 2人のディレクターを描いている話はなかなかおもしろかった。
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5つ星のうち 4.0
メディアの抱える問題。
護送船団、テレビ局。 テレビ局は官僚を、 官僚は政治家を、 政治家はテレビ局を恐れる。... 続きを読む
投稿日: 2010/2/9 投稿者: shigekey
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