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虚人魁人康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝
 
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虚人魁人康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝 [単行本]

康 芳夫
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

伝説の暗黒プロデューサー初の完全自伝。ネッシー捕獲探検隊結成、オリバー君招聘、「家畜人ヤプー」プロデュース…。今だから語れる秘話逸話の数々を満載。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

康 芳夫
1937年東京西神田で、駐日中国大使侍医の中国人父と日本人母の次男として誕生する。東京大学卒業後、興行師神彰のアートフレンドアソシエーションに入社、大物ジャズメンなどの呼び屋として活躍。同社倒産後はアートライフを設立、アラビア大魔法団、インディレースなどを呼ぶ。同社倒産後も、『家畜人ヤプー』プロデュース、ネッシー捕獲探検隊結成、モハメド・アリ戦の興行、オリバー君招聘、アリ対猪木戦のフィクサーなどをこなし、メディアの風雲児として活躍を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 283ページ
  • 出版社: 学習研究社 (2004/6/30)
  • ISBN-10: 4054016693
  • ISBN-13: 978-4054016699
  • 発売日: 2004/6/30
  • 商品の寸法: 19.5 x 14 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 270,880位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
 雑誌「クイックジャパン」のインタビュー(「箆棒な人々」収録)で康芳夫の存在を知ったとき、なんてかっこいい人なんだろうと思った。表舞台には現れず常に黒幕として世間を扇動するその姿勢、手掛けたパフォーマンスの圧倒的なクオリティと手数の多さ...自画自賛とも思える絶対的な自信と自己を冷静に見つめる視点、熱情とバランス感覚、山師的な部分と明晰な頭脳、そうした両義性が高いレベルで融和している、まさに僕の中ではパーフェクトな存在なのである。
 本書は、「箆棒な人々」あるいは神彰の生涯を描いた「虚業成れり」では知りえなかった、神と康の結びつき、確執...その時々における関係性、距離感が語られており、興味深い。
 それにしても、ネッシー、オリバー君、猪木×アリ戦、家畜人ヤプーという康芳夫の仕掛けと自分史を重ね合わせた時、それはまさに青春であり、鮮明にその時代の狂気高揚興奮を呼び覚まされるのである。「あの頃は面白かったなぁ」という懐古だけでは、あまりにも情けないが。
 神彰と康芳夫の違いは、前者が「呼び屋」であるのに対し、後者は「虚業家」であるという点だろう。「大物」という既に“価値あるもの”を招聘するだけではなく、価値の無いものから価値を創造する錬金術にこそ、康芳夫の本領はある。無から有を生むその落差、エネルギー、イリュージョンに人々は喝采を送る。
 70歳を迎える康芳夫の次の仕掛けに胸ときめかすとともに、康芳夫に一歩でも近づけるような、「退屈しのぎ」の面白い人生を送りたいものだと思う。
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
有吉佐和子の 2005/10/4
By 人形美々寿 VINE™ メンバー
形式:単行本
前夫が神彰氏だったわけですが、おもしろい男と結婚できて幸せだったのか
それとも、金銭的に苦労させられて離婚したのか。話はわき道にそれてしまいました。著者はまず、有吉玉青のおとうさんとパートナーを組んだわけだ。

2人のうちどっちのほうが型破りか。そんなことはいい。とにかく頭脳明晰男で、筋金入りのヒト。ですが、このプロモーター業はすべて、退屈を紛らわせるためやったという。自ら語る破天荒で比類のないプロモーター稼業歴。実現しなかった企画も相当ある。それについては巻末のクロニクルを参照されたし。
ところで、「国際暗黒」プロデューサーとなっているが、暗黒とはどういうことなんでしょう。
トムジョーンズの項を読むと、当時相当同業者にねたまれ足を引っ張られ、邪魔されたようだ。ねたみ、いやですねぇ。

また、すでに時効だからか、アーティストについても率直にかかれていて
(トムの女調達で苦労させられたことなど)おもしろかった。

三嶋由紀夫のはなし、血と薔薇の初代編集長に立花隆が内定していた、とかオウムの松本が数十年前に事務所に出入りしていたとか裏話が満載。

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