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虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)
 
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虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) [文庫]

伊藤 計劃
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (156件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

第1回PLAYBOYミステリー大賞【国内部門】第1位
大量虐殺を誘発する、謎の器官とはいったい? 米国情報軍大尉はその鍵を握ると目される謎の男を追って、チェコへと飛ぶが……。
現代における9・11における罪と罰を描破して大きな話題を読んだゼロ年代最高のフィクションが、満を持してついに文庫化を果たす!
推薦●小島秀夫(「METAL GEAR」シリーズ監督)・宮部みゆき

内容(「BOOK」データベースより)

9・11以降の、“テロとの戦い”は転機を迎えていた。先進諸国は徹底的な管理体制に移行してテロを一掃したが、後進諸国では内戦や大規模虐殺が急激に増加していた。米軍大尉クラヴィス・シェパードは、その混乱の陰に常に存在が囁かれる謎の男、ジョン・ポールを追ってチェコへと向かう…彼の目的とはいったいなにか?大量殺戮を引き起こす“虐殺の器官”とは?ゼロ年代最高のフィクション、ついに文庫化。

登録情報

  • 文庫: 432ページ
  • 出版社: 早川書房 (2010/2/10)
  • 言語 日本語, 日本語
  • ISBN-10: 4150309841
  • ISBN-13: 978-4150309848
  • 発売日: 2010/2/10
  • 商品パッケージの寸法: 15.6 x 10.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (156件のカスタマーレビュー)
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 禁断の書の一歩手前 2011/10/21
By Zack
形式:文庫
 10年振りにまたSF的な興奮が恋しくなり、いい本をと探していると「ゼロ年代ベストSF」第1位という本書にたどり着き、ここから紐解くことにした。
 冒頭のシーンを除くと前半はもうひとつ。物語の進行が(僕には)ゆるやかすぎ、登場人物の思想的なものについての会話や主人公の母を死なせたことへの後悔などにページが割かれ、個人的には退屈だった。
 が、標的ジョン・ポールとの会話をきっかけにどんどん盛り上がってくる。捕獲劇や襲撃されるシーンなど圧倒的な迫力。戦闘シーンの描写や軍の仲間同士の会話が素晴らしい。
 そしてなによりテーマが良かった。<虐殺器官>そのものは、なかなか面白い。10年振りの(SFならではの)興奮だった。単純な逆転の発想ではあるが、考えてもみなかったことを提示されたときの驚きと喜びがあった。素晴らしいテーマと発想の飛躍とを同時に揃えるのは非常に難しい。それを作者は見事にやり遂げている。それに加えて、最後に主人公が取る行動が、不謹慎ながら(個人的には)痛快だった。
 欲を言えば、<虐殺器官>が具体的に実行される経緯そのものを読んでみたかった。が、それは神のみぞ知る(神も知らない?)領域なのか、著者の頭の中にのみあったことなのか、今となっては永遠に分からない。しかし、もしそこが書かれていたら(説得力があればあるほど)禁断の書になっていた。考えただけでぞくぞくする。もはや、個人で想像するしかなさそうだが。
 この小説は日本のSFの流れを変えたといわれている。影響を受けた作品群を読んでみたい。
僕のようにしばらくSF離れをしていたような読者にもおすすめ。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 初々しい、感じですか。。 2013/1/9
形式:Kindle版|Amazon.co.jpで購入済み
50%過ぎてからようやく本題です。
すばらしいアイデアは散りばめられているものの、物語として整理しきれていない印象。
個人的には情報処理観点の脳と実存、のような観点が興味を引かれましたが、これも深堀りはされずチョイと出た程度。
とは言うものの、原発事故とかシリア情勢のニュースを見る度にこの本を思い出しますね。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By k4443
形式:文庫
SFに造詣の深い人から言わせれば、これはSFじゃない。
ミリオタに言わせればリアリティーがない。
小説としてみると非常に不安定で不完全な出来栄え。(実際に巻末でも痛烈に批判されている)
だが、どこか愛おしい。
軍人が全てシュワちゃんのようにマッチョでキリングマシーン、と言うわけではない。
軍人だってうじうじと悩み、時には暗殺対象へ引き金が落ちない。
日本人の考える、戦争を知らない世代のリアルな軍人像。
それと共にうごめく虐殺のシンフォニー。

なんだか、殺伐としている話なのに、どこか青春もののようなやるせなさ、感情の鬱屈がある。
最終的に表題の真相・実態は解明されない。
そこを批判されているし、より曖昧な印象として物語は終わるがそれも一つの味ともいえる。

ある意味『コウモリ』のようなズルイ作品。
軍人とジュブナイルの要素が混ざり合った境界の作品。
こういう手法があっていいはずだし、その点において好悪が別れるのは致し方ない。
しかしこの世界観は完成されている。それは確かな事だと思う。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0 初SF
2年前に買って、衝撃でした!!遠からず近からずな、設定。ただ、虐殺器官に唸らされたが、これを深く掘り下げてほしかった!また、犯人の動機も分からないではないが・・・... 続きを読む
投稿日: 2日前 投稿者: なん
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投稿日: 13日前 投稿者: プロフェルド
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投稿日: 14日前 投稿者: 流速1.5m
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投稿日: 2か月前 投稿者: voodootalk
5つ星のうち 5.0 何度も読み返す迫力のラスト!!
未来の米国を舞台にした話なのですが、
そう遠くない未来のようで想像力を掻き立てられました。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: yuzuli416
5つ星のうち 3.0 コレクターならゲットすべし
伊藤先生のデビュー単行本。見つけ次第ゲットすべし。アマゾン検索エンジンでは出てこないよ。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: ドノバン
5つ星のうち 4.0 表題にドッキリ
表題にはギョッとしますが、内容は人間の深層心理に迫る意味深なものがあります。ただラストがあっけないのが少し物足りない。
投稿日: 2か月前 投稿者: 本多隆嗣
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