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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
シリーズ屈指のガンファイト・エンターテインメント,
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レビュー対象商品: 蘇るスナイパー (下) (扶桑社ミステリー) (ペーパーバック)
野崎六助の「解説」には、ボブ・リー・スワガーのシリーズ「第6作」とあるが、私はあえてボブの父親アールの物語も含めて、本書を<ボブ・リー・スワガー&アール・スワガー>劇場第10弾と呼ばせてもらう。元ヴェトナム反戦活動家4人が立て続けに射殺。その、遥か遠距離からの狙撃は正確無比。FBIは、元海兵隊員でヴェトナム戦争時の名スナイパーで、今は重大な精神疾患を抱えた67才の男を容疑者と断定するが、彼もまた自殺と思われる状態で発見される。 正確すぎる射撃、揃いすぎた証拠に疑問を抱いた捜査指揮官はボブに調査を依頼する。ここに大企業のオーナーで富豪の男を黒幕とする、コンピューター内蔵の最新鋭ハイテク・照準器<iSniper>を擁する、アイルランドの傭兵狙撃チームとボブとの、手に汗握る、命を賭けた壮絶な闘いが始まる。 本書の読みどころは何といって還暦を過ぎてなお、強靭な精神力、持久力、そして誰にも負けないスナイパーとしての銃の腕前を誇るボブの孤高の闘いであろうが、物語にリーダビリティーと疾走感とをもたらしている作者ハンターの、事典と見紛うばかりの、マニアックなまでの銃器への陶酔ぶりも見逃せない。 前々作『四十七人目の男』(’07年、訳出は’08年)前作『黄昏の狙撃手』(’08年、訳出は’09年)は少し物足りなさを感じたが、本書は、シリーズ第1作の『極大射程』(’93年、訳出は’98年・’99年「このミステリーがすごい!」海外編第1位)の原点に還ったかのような、ファンも納得する、一大ガンアクション・エンターテインメント巨編である。
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
スナイパーvsスナイパー,
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レビュー対象商品: 蘇るスナイパー (下) (扶桑社ミステリー) (ペーパーバック)
連続狙撃事件の犯人を追うニック。そのアドバイザーとしてスワガーに助言を求めたことから、簡単に解決できそうだった事件は意外な方向へ転がりだす。真の陰謀者は誰か?その謎に迫るニックは謂われない誹謗中傷により窮地に追い込まれる。一匹狼のスワガーの怒りが爆発するまで、そう長い時間は掛からなかった・・・。敵はアイルランド系の殺し屋チーム。壮絶な戦いの幕が今上がる!という内容。 確かに、前二作よりも圧倒的にスワガーサーガにふさわしい内容で、面白く読める。後半の意外な展開や、意外な名前の登場に長年のファンは喜ぶこと請け合い。年齢を重ねたスワガーが強すぎるのはご愛嬌か。 個人的には最高傑作の「ブラックライト」は超えてない、と思うが、スワガーシリーズのファンは今回は安心して読める内容になっています。次回作の翻訳も是非期待したい。
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
複雑だなあ…,
By ボブ (福岡) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 蘇るスナイパー (下) (扶桑社ミステリー) (ペーパーバック)
前2作で惨憺たる有様だったボブが銃の世界に帰って来たことは素直に喜びたいし、過去のシリーズで登場した懐かしいキャラクターたちも顔を出すなど、ファンとしてうれしい要素も多いんだけど…。 でも、作品そのものはやっぱり凡作かな? その原因は、一つには、作品中の謎解き(真犯人は誰だ?)をボブにやらせてることにあると思う。 ライフルを握ったときのスーパースナイパーぶりこそがボブの魅力なのに、 FBIが総力を挙げても解明できない隠された真実を、ボブが単独捜査であまりにも都合よく暴いていくもんだから、 ボブのキャラクター全体がうそ臭くなってしまって、かえって彼の魅力を損なっているように感じちゃうんだよね。 それ以上に、本作で最悪なのは敵役のキャラクター。 ヒーローがヒーローとして輝くためには、何よりもまず魅力的な悪役、主人公に匹敵するくらいの強力なライバルが不可欠なのに、 本作の敵ときたら、殺しの実行役たる傭兵も、その背後の黒幕も、揃いも揃って大マヌケ。 突っ込みどころ満載かつ意味不明の行動連発で、これじゃボブが敵を倒したというより、敵が勝手に自滅したみたいなもんだよ。 いろいろ文句は多いけど、それでもやっぱりガンファイトシーンではワクワクした…から星3つ。 シリーズをずっと愛読しているボブ・リー・スワガーファンなら「それなりに」楽しめる作品だとは思う。 ただ、ボブが敵と撃ち合うシーンしか魅力がないとなると、これ以上このシリーズを続けられても悲しくなるような気がするのは私だけ?
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