若い頃の風吹ジュンが好きなオレにとって
たまらん映画。
ブルース・リー映画に例えると、「遊戯シリーズ」が「怒りの鉄拳」などの香港での制作物。
で、「燃えよドラゴン」がこの「蘇る金狼」にあたる。と勝手に決める。
そのぐらい、同じ村川透監督作品でも、これが突出した出来だ。
特に、無人島に優作が潜入して、用心棒みたいなヤツらを次々と倒していくシーンで、
トンネル抜けてから壁づたいに走ってハシゴの上のヤツを倒すまでの1カット撮影がスゴイ!
手持ちカメラのブレ感が緊張感をUPする。
その他、美術セット的にも見る処がいっぱい。
社長以下の悪いヤツらが優作に顔を見せる時に、
グァーッとあがる壁のある部屋や、優作の自宅にあるワケの分からん民族のお面、
風吹ジュンのいかにも愛人宅というマンションの部屋。
麻薬漬けにされた風吹ジュンと延延続くセックスシーン。
これ、学生時代に見て憧れたなぁ〜
メシ食べながらバックでイタシてるの。
試した事ないけど。
そして、岸田森の怪演。
「ギャラ、高いよぉ〜」と「ウラミ、深いよぉ〜」(イントネーションに特徴アリ)
の2言だけで記憶に残してしまう。
とかく、ラストの「ジュピターには何時に着くんだ」ばかり注目されがちだが、
非常に細かい処まで気が効いた作品だ。
今の邦画にこの雰囲気は出せるないのか・・・。
空港で1人歩く優作を延延とフカン位置から長回しで見せるカットも好きなシーン。