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藪枯らし純次 (徳間文庫)
 
 

藪枯らし純次 (徳間文庫) [文庫]

船戸 与一
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

調査員・高倉圭介は中国地方の山間にある赤猿温泉郷にやってきた。任務はこの村に帰ってきた曰く付きの男「薮枯らし純次」の監視だ。村人たちは純次の何を怖れているのか? 彼らの抱えている秘密とは? 第一の殺人事件が発生。そして、続出する事件、高倉は次第に村の狂気にとりつかれてゆく…。血腥くも官能的な旋律が村に響くとき、歴史の闇に葬られた幕末・維新の因縁が蘇り、殺戮が生じる。地方新聞7紙連載の伝奇ハードボイルド巨編。

内容(「BOOK」データベースより)

興信所の調査員・高倉圭介は中国地方の山奥にある赤猿温泉郷に赴いた。この鄙びた温泉に帰ってきた曰く付きの男「薮枯らし純次」の監視を依頼されたのだ。村人たちは何を怖れているのか?村の歴史に纏わる秘密とは何か?官能的な旋律が村に響き、第一の殺人事件が発生。そして、次々に血腥い事件が起り、高倉は次第に、閉鎖された村で、瘴気ただよう闇の狂気にとりつかれてゆく…。

登録情報

  • 文庫: 764ページ
  • 出版社: 徳間書店 (2011/3/4)
  • ISBN-10: 419893326X
  • ISBN-13: 978-4198933265
  • 発売日: 2011/3/4
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 3.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 98,906位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By lemonerika 殿堂入りレビュアー
形式:単行本
舞台は、中国山脈の中の鄙びた温泉。

村の人々に、祖母と母を、自殺に追い込まれたと信じる
男が帰ってきた。そこで、少女とともに、怪しげなバーを開店する。
男を嫌悪しながらも、バーに吸い寄せられる人々。
そして、次々起こる殺人事件。人が、町が崩れていく・・・。

男の監視を依頼された、語り手となる探偵の周辺にも・・。

退廃へ向かう濃密な雰囲気の中、物語はクライマックスへ。
男の狙いは?そして背後にある村の歴史との関係は・・・。

監視の依頼主の意図は・・・。
語り手や男、そして村自体の運命は・・・。

濃密な人間関係が残る鄙びた村が、人が、崩れていく様子が、
濃厚に描かれています。

しつこいまでの性と死の描写が、方言や村の描写とも相まって、
濃厚な雰囲気の中、物語は進みます。
最後まで読めない結末と雰囲気に呑まれ、一気に読んでしまいました。

読んだ後残る「後味の悪さ」も、物語の良さを表しているような
気がしました。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
あと一息 2008/11/20
形式:単行本
久々に船戸節が聞こえそうな予感だったのですが、今一息でしたね。無理に伝説話など入れなかった方がスッキリしましたね。ラストは途中で分かりましたが、もう少し書き込んだら傑作だったでしょうね。デビュー作の群狼の島からのファンですが、最近いい思いがなかったので、久々に読みごたえはあったかな。北方氏や志水氏は中国、江戸時代に行ってしまったし、氏も最近は満州の方がお好きなようで。最近では馳星周氏しかドキドキさせてくれる人は居ないようで。実際、馳氏も内藤陳氏の店に居て、各氏の作品の熱狂的ファンの一人だったのですから因縁を感じます。もっと今回のような作品を2年に一度でもいいですので、書いて頂きたいです。前からの大ファンの切なる希望です。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
の世界に紛れ込んだような気がしました。舞台となった場所といいどろどろした口にも出せないような血縁関係と人間関係。ん〜まさにそうですよね。でも、文章はまさしく船戸与一。人間描写をする角度はまさにそれでした。でも、船戸作品は生活とか行動とかが制限される外国を舞台にして、読むのが切なくなるぐらいのものにして欲しいです。
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