掲載誌がコロコロだった事もあり、絵柄やギャグは完全に子供向けだし、何より無意味なエピソードの改変や省略が多すぎる。大前提として、「まんが道」は自伝作品であり、基本的に実話を元にしているからこそ意味も価値も感動もあるもの。
そもそもオリジナル自体、小学生が読んでも理解できる内容なのに、それを重要な登場人物をほとんど削り、実在しないキャラを出したり、架空のエピソードや幼稚なギャグ要素を交えてまで「子供向け」に改変した作品として出す必然性があるのだろうか?
スピンオフの元祖的作品だが、はっきり言って、当時リアルタイムで読んでいた人が懐かしさで欲しいとか、「まんが道」関係のものは何でも集めたいという人以外は、わざわざ買ってまで読むほどのものではない。こちらを先に読んでいた人が原作を読むきっかけになるなら良いが、原作を知っている人があえて読むような意味は残念ながら無いと言うしかない。