『週刊少年サンデー』1968年1号〜31号までの29作品を完全収録しました。
宇宙の今にもつぶれそうなおんぼろホテル「つづれ屋」の21代目・21エモンがおかしなロボット・ゴンスケやオナベ、不思議な宇宙生物・モンガーたちと力を合わせて「つづれ屋」のために大奮闘するSF爆笑ギャグ! 泊まりに来る宇宙旅行の旅人(?)たちも、おかしな奴がいっぱい! 広大な宇宙で、夢が無限に広がっていくようなスケール感いっぱいの笑いをお楽しみください。
編集担当者からのおすすめ情報
2010年12月末日まで、刊行記念特別定価:1365円(税込)で発売します。
なお、2011年1月より通常定価:1575円(税込)となります。
第2期全巻購入申し込み受付中!いよいよ第2期の刊行スタートです。全巻購入申込者特典はFヴォイス(2010年12月末日締切)。第1期全33巻も好評発売中!
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最も参考になったカスタマーレビュー
24 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
文庫より全集がおすすめ,
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レビュー対象商品: 藤子・F・不二雄大全集 21エモン 1 (コミック)
「21エモン」は、藤子F先生の作品の中では一般にさほど知名度が高い方ではありません。
しかしながら、近年評価の高い「モジャ公」と並び、全作品の中でも内容の濃さでは最高 レベルと言える傑作だと思います。 昭和40年代前半にイメージされた、21世紀の生活が生き生きと描かれており、暗いニュースが 多い今、改めて読み返すと、元気が出てくるような、明るく楽しい作品となっていると思います。 藤子F先生も一番楽しんで描いた、思い入れの深い作品らしいので、未読の方はぜひ読んで ください。特に「ドラえもん」しか知らないような方は、F先生の才能とセンスに驚かれるの ではないでしょうか。 文庫版も入手可能なようですが、連載時の発表順に収録され、未収録もないこの全集の方を 強くお薦めいたします。文庫版では読めない話も載っています。 なお、「21エモン」と「ドラえもん」は名前は似ていますが、全く別の作品です。内容も他の F作品とはやや趣のことなる、若干対象年齢の高い作品となっており、大人が読んでも楽しめ るクオリティだと思います。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
今から買うなら文庫より大全集版!,
By 神尾 "そら" (北海道) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 藤子・F・不二雄大全集 21エモン 1 (コミック)
第三次世界大戦が起きたのを宇宙人によって仲裁された後の21世紀。
オンボロ旅館つづれ屋を舞台とした話です。 後取り息子の21エモンは赤いほっぺがチャーミングな働き者ボーイですが、宇宙パイロットになりたい夢の事で父親とよく対立。 ある日、宇宙の彼方にあるササヤマ星から来たお客様が置いて行った絶対生物モンガーと出会います。 モンガーはテレポートが使え、それで客引きをする事になるのですが宇宙人の客は風習が変わってる人ばかり。 後半では宇宙旅行へ2回も行きますが、この巻ではつづれ屋でのボーイ生活に主軸が当たってますね。 イモ掘り用に作られたポンコツロボットのゴンスケもいい味出してます。 かつて文庫版を読んでドラえもんとは一味違う作風に魅せられた物です。 しかし文庫版ではサブレギュラーのお手伝いロボット・オナベが初登場する回が抜けてたり不備も多いです。 大全集なら全ての話を読める上に巻末の資料も充実していてすこし不思議な世界観を余す所なく楽しめると思います。
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
不遇の名作,
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レビュー対象商品: 藤子・F・不二雄大全集 21エモン 1 (コミック)
世の中には不遇の名作というものがあるものだ。
その内容の質から本来ならば高い評価を得るべき作品が、発表当時の時勢の風の吹き具合でそれに 見合った評価を得ることができずに消え去っていってしまう……この『21エモン』もそういった不 遇の名作のひとつであると思う。 物語の舞台は宇宙旅行が日常的になった未来、地球は姿形も習慣も様々な宇宙人たちがひっきりなし に訪れる一大観光惑星になっていた。「トウキョウ・シティー」に居を構えるホテル「つづれ屋」は江 戸時代から450年にわたって続く老舗だが、歴史が長いというだけでまるで流行らず訪れる客はサッ パリ、隣接する豪華なホテル等に圧倒されて潰れる寸前であった。 二十代目の現当主20エモンはどうにか客を呼び込もうと必死になるが、その跡取り息子の21エモン はホテル経営に関心を持とうとせず、宇宙にあこがれパイロットになって大宇宙を冒険したいという夢を 持っていた。家業に専念して欲しい父親に叱咤されて21エモンはしぶしぶボーイとして働くが、せっせ とお客から貰うチップを貯めていつかは自分のロケットを買って宇宙に出たいという夢をあたため続ける。 「つづれ屋」に居候するおしゃべりな宇宙生物のモンガー、スクラップ寸前のところを買い取られてボーイ として働かされている田舎くさいイモ掘りロボットのゴンスケを始めとする家人たち、さらには宇宙から押 しかけてくる奇妙奇天烈な宇宙人の観光客も加わって、毎回毎回「つづれ屋」は珍騒動に揺さぶられること になる。 「必死で宇宙人の観光客を呼び込もうとする、潰れかかったおんぼろホテル」という舞台設定もユニークなら 、そこに登場するキャラクターたちも抜群にユニークだ。これら魅力的な舞台を背景に魅力的なキャラクター たちがテンポの良いコマ割りの上でやや間の抜けたセリフをかけ合い、とぼけた感じのコメディーが進行して ゆく。キャラクターのデザインやそれを描く絵柄も作風に合っていて、その魅力をうまく引き立てている(個 人的には藤子・F・不二雄の絵はこの頃の絵が最ものびのびしていて好き)。 基本的に「つづれ屋」が舞台になるコメディーだが、シリーズを通して21エモンは3回宇宙旅行に行くこ とになる。働いても働いてもむくわれないみじめなおんぼろホテルのビンボー話も楽しいが、奇々怪々な惑星 を次々に訪れて様々な騒動に巻き込まれるこれらの冒険譚も実におもしろい。 本作は1967年に連載が始まったが、リアル指向だった当時の漫画界の風潮に合わず、たいした人気を得 ることなく1年ちょっとで終了してしまった。しかしその後ジワジワと見直されるようになり、現在では知る 人ぞ知るSFコメディーの名作として再評価がなされている。 とはいうものの、一般的な知名度は残念ながらまるで0に等しい。国民的名作『ドラえもん』と名前が似てい るからか、影が薄くなってしまいスポットライトを浴びる機会が少ないのが残念である。 今度『藤子・F・不二雄大全集』で発刊されるのをきっかけにして、この不遇の作品のおもしろさが少しでも 世に広まってくれることを祈っておりますです。
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