周知の方も多いでしょうが、これまで世に出た「みきおとミキオ」はてんとう虫コミックス(1978年3月)と中公FFランドvol.211(1988年10月)において、同一内容18話収録で未収録4話が存在し、2006年9月のコロコロ文庫において、これに加え未収録の内の一つ「ひみつのタイムトンネル」を収録しましたが、なお未収録が3話存在しました。この度、未収録であった話も全て収録されて発刊となりました。これを心待ちにされていた方も多いのではないでしょうか。
初めて本として収録されて有難いのは「ポンチがしゃべった」。これまでの単行本ですと、主に「大地震(大地しん)」からポンチ(ミキオのペットの犬)が何事もなかったかのように言葉を喋り始めていて不自然でした。これが解消されました。
これもご存知の方が多いでしょうが、「みきおとミキオ」は「小学四年生」「小学五年生」のそれぞれ1974年5月号から連載され、そしてそれぞれの掲載1号作品が違います。つまり「みきおとミキオ」の第1話に相当する話は2つあり、未収録であった「ふしぎな犬と未来世界へ(小学五年生掲載分)」が初収録されました。残るもう一つの初収録は「とうさんにプレゼント」です。
バウバウ大臣について述べますと、バウバウ大臣が本として世に出たのは、中公FFランドvol.290(1990年8月)において19話収録で発刊されただけであり、これも未収録作品4話が存在しました。バウバウ大臣もこれまでの未収録作品を初収録し、全23話での刊行です。
今度、初めて「みきおとミキオ」そして「バウバウ大臣」に触れる方も、満足できる話と収録内容です。