この巻の感想を書くに当たって真っ先に挙げるのは、新しく登場したキャラクター、ハニーメリーでしょう。
禁じられた技術に手を出して組織から追われる機術師、同じように組織を抜けた父親を追って入った裏組織で父親が粛正されたと知りそこも抜けて追われる女。もう十分なくらい訳ありな彼女をルーシーが拾ってきたおかげでマリアローズを初めとするZOOの皆が厄介事に巻き込まれるのですが、そういう展開はこれまでと似たり寄ったりでしょう。
では何が特筆すべきかと言うと、色気ですよ! 色気!
表紙でいきなり出てくるボディスーツと言い、口絵で強調されて描かれたボディーライン、開いた胸元と言い、明らかに釣りでしょう。まあ今までZOOにそうしたお色気要員が不足していたのは大いに認める所ですから、補強としては適切でしょうけど。あ、もちろん戦力面での補強にも今後期待する所ではありますが(汗)。
ともあれ、終章突入と言うことでマリアローズの周囲だけでなく、エルデンの外の世界も激動してる様がこの巻のあちこちで描かれてまして、これらの物語が最終的にどう着地するのか、あちこちで張られた伏線はちゃんと回収されるのか等、今後も目が離せそうにありません。