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薄闇シルエット
 
 

薄闇シルエット [単行本]

角田 光代
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

人生の勝ち負けの定義など、誰が分かるというのだろうか。
ハナは下北沢で古着屋を経営している37歳。仕事は順調、というかむしろ勝ち組。ある日、恋人から結婚を迫られたことを契機に、恋愛と仕事について模索していくことになり…。生き惑う女性の心情を描く極上長編小説。

内容(「BOOK」データベースより)

ハナは下北沢で古着屋を経営している37歳。仕事は順調。同年代の男よりも稼いでるし、自分の人生にそれなりに満足していた。ある日、恋人から「結婚してやる」と言われ、小さな違和感を感じる。「どうして、この人は『私が結婚を喜んでいる』と思って疑わないんだろう…」―違和感は日に日に大きくなり、ハナは恋愛と仕事について模索していくことになるのだが…。人生の勝ち負けなんて、誰が分かるというのだろうか。圧倒的リアルと共感が心にささる傑作長編。

登録情報

  • 単行本: 256ページ
  • 出版社: 角川書店 (2006/12)
  • ISBN-10: 4048737384
  • ISBN-13: 978-4048737388
  • 発売日: 2006/12
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.4 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 682,013位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 夢追い虫 トップ1000レビュアー
形式:単行本
20代以上の女性にはリアルにしみるテーマだと思います。

自分とって果たして何がいちばんの幸福なのだろう・・・。

「仕事での成功」「幸せな結婚、温かな家庭」

本当は幸せの形なんて人それぞれのはずなのに、

他人の幸福が異常にうらやましく、

それが自分の理想の形かのように錯覚してしまうことってありませんか?

平凡だけど穏やかで安定した生活、

自分のやりたいことしかしないマイペースな生活。

どちらも理想的なんだけど、

何を望み、選び、掴み取るかは最終的に自分の意思でしかない

最後のページにある

「なんにもつかみとっていない、なんにも持っていない。

 それはつまり、これからなんでもつかめるということだ。」

という一文にはハッとさせられました。

誰でもない自分自身。

その価値に気づくということは幸福への近道なのかも!

何も見つからず、つかめずに薄闇でもがいていたとしても、

その先に光り輝く自分のシルエットが見えるとしたら

その闇はいつか晴れる!!

その可能性をはっきりと信じさせてくれる本でした。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
結婚したいけど、相手も見つからないしなー、なんていうアラサー(笑)世代の自分には、なかなか痛い本でした。また絶妙なところを突いてくる、この作者は。

男、仕事、家族、自立と甘え、親、子ども、友達…すべての女性を取り巻いているあらゆる要素が、この小説の中にギュっと詰まっている。どれが主題か、ではない。どれもが切っても切り離せず、こんがらがって存在しているものだから。「したくないことを数え上げることで十年前は前に進むことができた」という元カレの言葉がぐさっと来る。

20代前半で読んでたらピンと来なかっただろう。読むのがもっと遅かったら、「もっと早く言ってくれよぅ」って思ってただろう。今読んでよかった、そう思える本です。まるで数年後の自分のことを言われてるのではないかと、途中、読み進めるのが怖かったけれど…。前向きな終わり方をしていたのが救いでした。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By くわもちじんぺい トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 イタイ。この小説はイタイよ(私にとって)。自分が自分らしくあるために、提示されたモデルの一つ一つに、ノーをと言う。そうじゃない。私のしたいことはそれじゃない。

 じゃ何?って自分でツッコミを入れて、何とかやってきたら30代。でも、今でも明確な未来(目標)なんて描けない。で、気づいてみたら、もう後戻りの出来ない年齢になっている。家族とか、生物的に出産とか…。

 そして、決定的にイタイのは、やっぱり自分にはたいした才能がないんだって気づいたこと。オイオイ、結局そんな結論のためにここまで答を引っ張ってきたのかよ、という自嘲。で、結局精一杯やるっきゃないってか…。

 そういう寂しさと、達観のすがすがしさが、ものすごくクリアに響いてきた。面白いし生々しいし、寄り添ってくる作品だ。長編の形を取っているが、各章の完結性が高く、それぞれ短編としてもイケテル。

 うう、だけど自分の人生にビンビン響いて、やっばりイタイよ。
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投稿日: 2009/7/23 投稿者: 灰二
ほんのりしみじみ
小説を読んでおんおんと泣いてしまうって・・・ものすごくリアルで、そしてあたたかくて、こんな小説に出会えて幸せに思いました。
投稿日: 2009/1/18 投稿者: 秋子
最初から最後までうだうだしている
だから読んでいて妙に苛つく。
文章も(主人公の性格に合わせているのだろうか)、しつこくて、堂々巡りで、うるさい。... 続きを読む
投稿日: 2009/1/16 投稿者: mana
ハイ、圧倒的リアルと共感がココロに刺さります。
惑いまくったっていいじゃんか。人生の勝ち負けなんて誰がわかるというのだろうか。
なるほどなあ〜と思った作中の文章であります。
投稿日: 2007/11/7 投稿者: tao
佳作かなという感じ
角田光代さんにしては佳作かな。
登場人物がすべて、どことなく嫌な感じがするのだ。... 続きを読む
投稿日: 2007/9/30 投稿者: ユカ☆
こんな小説無かった。
 大学時代の親友チサトと、古着屋を共同経営している
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投稿日: 2007/6/14 投稿者: 野原ひろし
不器用な人へ。
生き方が他の人からみたら不器用かもしれない。

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投稿日: 2007/5/11 投稿者: saku
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