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薄紅天女
 
 

薄紅天女 [単行本]

荻原 規子
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

赤い鳥文学賞受賞 
「東から勾玉を持った天女が来て滅びゆく都を救ってくれる」病んだ兄の夢語りに胸を痛める皇女苑上。だが東の地で 古から伝わる明の玉を輝かせたのは、蝦夷の巫女の血を引く少年阿高だった。輝の末裔の姫と闇の末裔の少年が出会ったとき、神代から伝わる最後の「力」は…? 平安の曙を舞台に展開する、「最後の勾玉」の物語。

内容(「BOOK」データベースより)

東の坂東の地で、阿高と、同い年の叔父藤太は双子のように十七まで育った。だがある夜、蝦夷たちが来て阿高に告げた…あなたは私たちの巫子、明るい火の女神の生まれ変わりだ、と。母の面影に惹かれ蝦夷の国へ向かう阿高を、藤太と仲間たちは必死で追う。そして「私は阿高を捜しに来た」と語り、追跡に加わる都の少将坂上田村麻呂の真意は…?一方西の長岡の都では、物の怪が跳梁し、皇太子安殿皇子が病んでいた。兄を救いたいと思いつめた十五歳の皇女苑上は、少年の姿をとって「都に近づく更なる災厄」に立ち向かおうとするが…?巫女の力を受けつぎ勾玉を輝かせる「闇の末裔」の少年と、「輝の末裔」の皇女の運命の出会いと、神代の「力」の最後の火花とをきらびやかに描き出す、待望の「勾玉」三部作完結編。10代~。

登録情報

  • 単行本: 484ページ
  • 出版社: 徳間書店 (1996/08)
  • ISBN-10: 4198605580
  • ISBN-13: 978-4198605582
  • 発売日: 1996/08
  • 商品の寸法: 18.4 x 13.8 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 256,263位 (本のベストセラーを見る)
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By rsthety 殿堂入りレビュアー トップ10レビュアー
形式:新書
繰り返して読めば読むほど、自分の中に深くしみこんでくる傑作。
初読で「おもしろい!」となるのは白鳥異伝ですが、この薄紅天女は
とても奥が深く、一度目より二度目、二度目より三度目がおもしろい
作品です。

荻原規子さんの文章も、処女作の時期に比べてかなり洗練されており、
日本語のリズムの美しさがすばらしいです。
(空色勾玉も処女作ならではの雰囲気が大好きですが)

主人公の阿高(蝦夷の姫と竹芝の総領息子との間に生まれた子)と
苑上(桓武天皇の正室の皇女)の二人の物語。

竹芝伝説をモチーフにしており、ラストの展開は必見です。

一番おすすめなのは10代のうちに読むことですが、
薄紅天女の主人公たちは比較的思慮深いので、大人になってから
読んでも大丈夫です。

個人的に荻原規子さんの最高傑作だと思っています。
おすすめです。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 前2作の勾玉シリーズの中で、唯一登場しなかった最後の勾玉「明玉(あかるたま)」を巡る物語。

 東の坂東の地で、叔父と甥ながら同年で兄弟ような阿高と藤太。ある夜、現れた蝦夷は、阿高に出自不明の母親について語り、蝦夷の国へと半ば拉致して彼を連れ去る。藤太と彼の仲間たちは、坂東の家に伝わる勾玉を手に阿高の後を追うが、その頃、阿高は、自分の父親と蝦夷の巫女であり、火の女神の生まれ変わりだったという母親との出逢いの経緯を知る。

 その一方、都では物の怪が至る所に出没し、皇太子は病んで伏せ、そんな兄を救うために皇女・苑上は、男装し災厄と対決しようとする。
 前2作より、雰囲気が明るく、男装の苑上とある意味とても鈍い阿高との会話が噛み合っていなくて笑えたりもする。苦難も怖さもあるが、それを乗り越えて迎える終幕の爽やかさに微笑を禁じえなかった。

このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
苑上と阿高しか挿絵になっていない(藤太は残念ながら背中!)のがとても残念です。前2作は、私としては本当に主人公の恋物語を背景に歴史が動いていたのに対して、この物語は自分の人生、生き方、友情、過去ということが背景のテーマになっていて、それに恋がまるで苦しむ主人公達を救うかのように描かれていると思います。
それだけに登場人物を1人1人もっとピックアップしても良い(ということは、少なくとも3冊?)くらいです。とてもお互いにとっての「天女たち」が華やかに(表現ができないけれど・・・)描かれている物語です。けっこう薬子の仲成姿も見たかったりする・・・。「風神秘沙」も早く小さい版を出版して欲しいです。
このレビューは参考になりましたか?
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坂東の少年達の友情を軸にした、勾玉シリーズの第3弾
勾玉シリーズの最終作だが、『更級日記』をベースにしているので、
日本神話が典拠の『空色勾玉』『白鳥異伝』の二作とは、やや毛色が異なる。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: YUKI
よかった
中学生時代から読んでますが、大人になって読んでもやっぱりいい作品です。
投稿日: 23か月前 投稿者: 睦月
これも大好き
時は平安時代、藤原薬子や坂上田村麻呂が出て来たり、若かりし頃習った人々が出て来て、フィクションとは知りながら、そんな歴史背景があったら素敵だなと思いながら一気に読... 続きを読む
投稿日: 2010/1/4 投稿者: ルパン三子
坂上田村麻呂と阿弖流為
勾玉シリーズ三作目は長岡京時代です。のっけから「あれ、雰囲気が違うぞ」と思います。... 続きを読む
投稿日: 2009/6/20 投稿者: birdsong
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菅原孝標の娘(1008-?)が書いた更科日記に,竹芝伝説がある.今の港区白金を通りかかった菅原一家が古い建造物の礎石を見て里の人に話を聞く:... 続きを読む
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う〜む
文体がわざとらしいく、「じつは・・・」みたいなかきだしがあまり気に入りませんでした。二作目までは、入り込めたのですが、三作目は、あまりにも、文章を作り上げようとし... 続きを読む
投稿日: 2006/10/13 投稿者: ジェー子
きっと運命だったんだ・・・。
武蔵の国に綴られる二連とその周りの恋模様・・・
静かに、しかし美しく描かれる情景描写・・... 続きを読む
投稿日: 2005/9/9 投稿者: 讀朱ヲ
本気でカンドウします!!!!
この本に出会ったのはちょうど1年前ぐらいです。先輩から勧められて
読みました。... 続きを読む
投稿日: 2005/3/9 投稿者: 翠螺
大好き荻原さん
初読の頃は、勾玉三部作では『白鳥異伝』がいちばん好きでしたが、今はこちら派。というか、読み返してヒロインがいいなあと思いました。... 続きを読む
投稿日: 2005/1/18 投稿者: pengguo
読んで損はない
素直におもしろかった。... 続きを読む
投稿日: 2005/1/3 投稿者: 1225
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