「そばに関するあらゆる項目を網羅する」の意気込みのもとにまとめられた本書は
事典と。言うよりは蕎麦へのラブレター。
だから事典としてはいささか公平性を書く記述も見られるがそんなことはどうでもいいのである。
《山形そばを食う会》の項目にはこうある。(抜粋)
山形市内にある萬盛庵が主催するそば会。全国で最も長い歴史と回数を重ねている。
第一回は昭和35年。平成7年(1995年)には400回を記録した。
残念ながら萬盛庵は店主の逝去により、2009年(平成21年)店じまいした。
萬盛庵の蕎麦は、山形には珍しい東京の蕎麦(細いそばのこと、さらしなだろうがやぶだろうが
細いのは東京の蕎麦)
を食わせる店だった。
蕎麦好き必携。