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蔵六の奇病 (リイド文庫―Leed horror bunko)
 
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蔵六の奇病 (リイド文庫―Leed horror bunko) [文庫]

日野 日出志
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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登録情報

  • 文庫: 221ページ
  • 出版社: リイド社 (1998/07)
  • ISBN-10: 4845815796
  • ISBN-13: 978-4845815791
  • 発売日: 1998/07
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 109,460位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 椅子人間 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー
形式:コミック
<文庫版>
「蔵六の奇病」「かわいい少女」「鶴が翔んだ日」「赤い実のなる踏み切り」「山鬼ごんごろ」「百貫目」の全6編を収録。昔話風の叙情怪奇作品ばかりを集めた、統一感のある内容です。

表題作「蔵六の奇病」はもちろんですが、「山鬼ごんごろ」も人間の残酷さをえぐり出した傑作です。狡猾な人間どもに翻弄されるごんごろがあまりにも可哀そうで、読んでて辛くなります。「赤い実のなる踏み切り」は、1ページ1コマで下段にナレーションが入り進行する、絵本のような詩情ある作品。「かわいい少女」は話はなんてことないけど、オチが可愛らしくて好きです。

<青林堂版・A5版>
1番最初にひばり書房から出版された「蔵六の奇病」の復刻版にあたります。収録内容は、「蔵六の奇病」「はつかねずみ」「水の中」「百貫目」の全4編。どれも素晴らしい作品ばかりです。00年に青林堂から出た復刻シリーズは「蔵六の奇病」「地獄変」「赤い蛇」の計3冊で、この「蔵六の奇病」のみハードカバー仕様です。

「水の中」は、交通事故で見るも無残な姿に変わり果てた少年と彼の母親との、耽美に満ちた恐怖幻想譚です。「百貫目」は、飢えと憎悪のはびこる乱世を、野盗に親を殺された10人兄弟が力を合わせて生き抜く物語です。“百貫目”とは怪物級に巨大な長男の事です。ラストは自己犠牲と、究極の絆の形を描いたものです。

<ジャンプスーパーコミックス版・A5版>
「蔵六の奇病」「白い世界」「百貫目」「山鬼ごんごろ」「かわいい少女」「おーいナマズくん」「人魚」の全7編を収録。名作・秀作の揃った、優れたオムニバスです。

「白い世界」は主人公の幼い少女が不憫で涙を誘う物語ですが、ラストは日野流の優しさのある安らかなもので、一縷の救いがあります。雪国の風景が美しい。文庫版収録「鶴が翔んだ日」は、これと同じ系統の作品です。「人魚」は鯉に目がない城主が、部下の陣内に人魚の探索を命じる物語です。捕えた人魚を桶に入れて帰還した陣内が、旅の終わりに見たものとは…?「おーいナマズくん」は、気持ちが暖かくなるほのぼのとした作品です。

*3バージョン、どれも☆は5つです。
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形式:コミック
日野日出志の絵は可愛い。

可哀想で可愛い、という感情は残酷かもしれない。
だけど、人の情に訴えかける、この感情には強烈な懐かしさがある。
「親を大事にしたい」この気持ちに通じる、何か大切な思いというか・・・・

日野日出志のマンガで、最初に読んだものが「蔵六の奇病」でした。
可哀想で情けなくて、惹きつけられる作品です。
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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:コミック
この作家の本を初めてみたのがこの本です。怪奇漫画は多々ありますがこの人の漫画はおどろおどろしくて気持ち悪い。カラーページの色使いは暗めの極彩色で「出来物」や「穴」、「寄虫」「飛び出す目玉」などの描き方や音声表現がじぶんの腕を這う「みみず」の大群の様。

文字だけではわからないからその世界を見てみたい人はぜひ買ってみて。未だにこの表現をまねする人はいないから…。(苦笑)

でもね、人は見かけで判断しちゃいけないよって言うメッセージが入ってます。蔵六はいいひとなんだよ。病気のため差別・隔離されてしまう悲しいお話です(涙)。最後まで背けずしっかり目を見開いて気持ちをくみ取って読もうね。
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