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蔭の棲みか (文春文庫)
 
 

蔭の棲みか (文春文庫) [文庫]

玄月
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第122回(平成11年度下半期) 芥川賞受賞

出版社/著者からの内容紹介

まったく新しい在日朝鮮人作家の誕生!
ソバン翁の右手首は、戦争で吹き飛ばされた。朝鮮人の元軍人が補償を求めて提訴したことを知り、過去が蘇る。芥川賞受賞作他二篇

登録情報

  • 文庫: 234ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2003/01)
  • ISBN-10: 4167656493
  • ISBN-13: 978-4167656492
  • 発売日: 2003/01
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 200,920位 (本のベストセラーを見る)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ミーミルの泉 トップ1000レビュアー
形式:単行本
良く言えば独特の、悪く言えば読み難い文章で綴られる『蔭の棲みか』。

人間の心に巣くう暗黒を率直に描いたものかな、という感じを受けました。

主要なキャラクターが在日朝鮮人なので、自動的に何か重苦しいモノを背負っています。日本人の読者が読む分には、共感することまではできても、感情移入は難しいかな、と思いました。

ストーリーの展開は、複雑という訳ではないのですが、迷路みたいで、あまり飲み込めませんでした。ある意味、迷路のような集落、という物語の舞台の雰囲気をうにょうにょと現出しているようです。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 エゴンシーレの表紙に導かれて、この書を読む。

在日の生活、ベトナム戦争当時の彼らの反応、興味を覚えて、読み進めたが、興味が持続したのは最初の十数ページたけで、そこからはペースダウン。内面描写に入っていかず、もどかしさを覚えるのみであった。

表層に文章が流れてしまっているように感じられる。せっかくの面白い題材なのに残念である。
このレビューは参考になりましたか?
形式:文庫
とにかく文章が古臭くて読みづらい。まるで同人誌で読むような垢抜けない文体で、これが本当に村上春樹以降に書かれた日本の小説なのかと疑ってしまう。そして、語られる話は場末の酒場で酔っぱらい親父が喋っているような、ほとんど新鮮味のない話。明治や大正時代の自然主義小説へのオマージュとして読むなら、そんな読者層はあるだろうと納得できるが、新しい才能を発掘するための芥川賞がいまさらどうしてこの作品に贈られたのか、疑問を感じざるを得ない。
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