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蓮實養老 縦横無尽学力低下・脳・依怙贔屓
 
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蓮實養老 縦横無尽学力低下・脳・依怙贔屓 [単行本]

蓮實 重彦 , 養老 孟司
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商品の説明

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   映画評論家、文芸評論家、フランス文学者、そして前東大総長という肩書きを持つ蓮実重彦と、『唯脳論』などで知られる、おそらく日本で最も有名な解剖学者であり、定年の2年前に東大を「捨てた」養老孟司による対談と講演をまとめた1冊。「学力低下」や「言葉と実体」、「偏愛と真理」といったテーマを、プラトンからフーコー、ドゥルーズ・ガタリを引き合いに出して語りつくす。

 「改革、改革」と喧しい世の中だが、本書の著者2人が深くかかわる大学もまた「改革」の気運にのみ込まれている。そして「大学改革」について語るとき、必ず出てくるのが大学生の学力低下。「大学生の基礎的な学力が低下しているからどうにかしなければならない…」。マスコミをはじめ、いたるところでよく聞く話である。

   だが、著者はこのような趨勢(すうせい)に疑義を呈す。「改革」を声高に叫んだところで、果たして何かが変わるのかと。これはむしろ「改革」を放棄していることのあらわれではないのかと。そもそも「学力低下があるのかないのか」という問題設定が間違えているという。大衆化の進んだ社会では、たとえば数学の平均点が下がるのは当たり前である。しかしだからといって、今後天才的な数学者が現れないかといえば、決してそんなことはない。

   何に対してもわかりやすい「問題」と表面的な「答え」ばかりを求める現代社会の虚構を指摘する、蓮実節・養老節全開の、諧謔(かいぎゃく)と皮肉に満ちた刺激的な1冊である。 (深澤晴彦)

内容(「BOOK」データベースより)

二つの巨大な知性が「学力低下」という問題の虚構をあばき普遍性と一般性を問い生命と情報を展望する。

登録情報

  • 単行本: 176ページ
  • 出版社: 哲学書房 (2002/01)
  • ISBN-10: 4886790755
  • ISBN-13: 978-4886790750
  • 発売日: 2002/01
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 616,112位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
夏目漱石も学力の低下を嘆いていた――現代の学力低下問題は、
現代に固有の問題なのか、日本だけの問題なのか、そもそも
学力の低下はなぜ悪いのか、なにを持って学力の低下とするのか。

最近は学力低下を問題視する論調やそれにまつわる本が多く出版されて
いますが、この本は洞察力の鋭さと言う点で、他と一線を画しています。

蓮實重彦の文章は読みにくいという定評がありますが、本書は口語で
書かれているため非常に読みやすい。改めて蓮實の視点の鋭さをしり、
読みにくい文章にも挑戦してみようかという気になります。
養老はちょっと影が薄かった。

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