BSで「日本語字幕版」を観て、今総合で「日本語吹き替え」を観ています。
一番嬉しかったのは、吹き替えをして下さる声優さんの声がオリジナルとあっている!ことかな〜♪
正直、春児(ちゅんる)、梁文秀、ミセス・チャン、光緒帝の声がオリジナルのイメージと合ってなかったら!?という、不安が非常に大きかったので、日本語字幕版を観ていた時と、そう違和感無く観ております。逆に、日本語字幕の時は最初違和感があった(ごめんなさいね)西太后演じる田中裕子さんの声を日本語吹き替え版では心ゆくまで楽しめ、とても満足です。
特に先々週から春児が落ちぶれた宦官たちの住む富貴寺を出て、いよいよ紫禁城に宦官として出て行くときの師匠(黒牡丹や安徳海)との別れは、じーんと涙ぐんでしまいました。黒牡丹も安徳海も小説より、より温かく人間味がある人物として描かれているのが非常に好ましいです。特に黒牡丹が春児の腕を揉んでやるシーンには涙しました。これは小説では味わえない醍醐味です。この作品の監督をなさった汪俊氏の「撮影では7キロ痩せた」とお話しされていた苦労が偲ばれます。今でも小説よりどの人物も温かく描かれすぎて、苦笑してしまうことが多いのですが、小説は小説、ドラマはドラマと割り切って楽しめます。
監督の汪俊氏に心からの拍手をお送りいたします。
では、何故☆4つか。
うーん・・・・やはり、値段の高さかなあ・・・。決して内容は負けていないと思うのですが、下手に中国語を学んでいる為、中国で販売されるDVDの値段の安さを思うと・・・・と思っちゃうんです。ごめんなさいね。
後は・・・これは迷うところですが、小説で浅田氏は出来る限り中国人名を載せておられます。それを読んだ為か、中国人名を日本名で発音したり、そのまま中国名で発音されたりしているのが、個人的には混乱し、違和感を感じました。特に春児を「ちゅんる」と中国名で呼んでいながら、彼の京劇の師匠黒牡丹を「くろぼたん」と日本名で呼んでいる不統一さ。私の頭では「黒牡丹=へいむーたん」がインプットされていたので、この点でもやはり☆4つです。
けれど、これはやはり掛け値なしに、素晴らしい日中合同製作作品だと思います。
蛇足ですが、本日11月2日、西太后を演じられた田中裕子さんが、紫綬褒章を受けられたことをニュースで嬉しく聞きました。
心からのお祝いを申し上げます。