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蒼穹の昴(下)
 
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蒼穹の昴(下) [単行本]

浅田 次郎
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

愛と権力のドラマ、頂点に。魂をうつ歴史超大作!

落日の清朝には領土を分割せんと狙う列強の牙が迫っていた。
科挙進士の友とも別れ、西太后の側近となった宦官の春児(チュンル)は、野望渦巻く紫禁城で権力をつかんでいった。

内容(「BOOK」データベースより)

落日の清朝には領土を分割せんと狙う列強の牙が迫っていた。科挙進士の友とも別れ、西太后の側近となった宦官の春児は、野望渦巻く紫禁城で権力をつかんでいった

登録情報

  • 単行本: 414ページ
  • 出版社: 講談社 (1996/4/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062080397
  • ISBN-13: 978-4062080392
  • 発売日: 1996/4/17
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.6 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 すごい, 2004/9/21
レビュー対象商品: 蒼穹の昴(下) (単行本)
すごいとしか言いようがない。
よくこんな話かけるなぁ。
映画になったってこれより面白いはずはないんだけど、浅田氏にお金が入って浅田氏が喜んでくれるなら映画化してもいいと思う。
原作の6割くらいでも世の中的には最高傑作になるからね。
いっぱい人物が出てきて、それぞれのセリフに泣かされたので何度号泣した事か。

本当に、おすすめ。読んでない人は人生ひとつ損してる。

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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 天命と人智, 2004/12/10
By 
ぷりうす (東京都) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 蒼穹の昴(下) (単行本)
19世紀末。列強に浸食される清朝末期を舞台とした感涙の人間ドラマ。

極貧の中で、燃料に使う糞を売って糊口をしのぐ春児と、兄の影として誰からも期待されずに育った富豪の次男・梁文秀。「天子を補佐する」「西太后の財を全て手にする」。二人は、老占い師から聞かされた天命を信じ、運命に立ち向かう。

上巻は、「太閤記」を思わせる出世物語です。それぞれが相手を気遣いながらも、決して交わることの許されない、全く異なる道を歩む二人。それぞれが自らの天運に従い、順調に出世を重ねていく姿は痛快そのもの!気がつけばハラハラしながら2人の出世を必死に応援していました。

そして、下巻は激動の19世紀末、近代化を目指す皇帝派と守旧派の争いの中で翻弄されていく人々の姿が描かれています。

西太后や袁世凱など歴史上実在の人物と架空の人物の絶妙な関わり方が見事。歴史の教科書からは読みとれない魅力に溢れています。そして、春児の天運の正体は・・・もう涙なしでは読めません。

素敵なエピソード満載のこの作品でも、特に僕のお気に入りは、「もう一人の主人公」(と思われる)郎世寧です。故国を捨て、名誉を捨て、恋人を捨てて異国の地に留まった彼が遺したもの、それに接したとき不覚にも涙が溢れてしまいました。

あえて難を言えば、前半に比べて、後半はちょっと消化不良な部分(龍玉の話とか・・・)はありますが、それでも星5つでも足りないくらい十分に楽しめました。是非読んでみてください。

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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 続きを読みたい, 2006/3/24
レビュー対象商品: 蒼穹の昴(下) (単行本)
 西太后から政権を奪取しようとする企てに敗れた皇帝と、主人公の末路が後半で描かれている。

 この話の中の「白眉」に当たるので、ネタバレになってしまうかもしれないが、清国というか中華の政権の象徴は、実は、このときには存在しなかったと言うさりげない話が、織り交ぜられており、結末を予感させる。

 この間、歴史の本では弱腰外交の象徴のように言われた李氏の思慮遠謀は、香港返還としてこの本が出るときに実現している。また、主人公と科挙の順位を争った人物が、(ネタバレで申し訳ないが)毛沢東の家庭教師になるという結末も、その後の中国の行く末を示している。

 では、若き皇帝と主人公はその後どうなったのか?そして、謎の女性チャンはどうなったのか?

 前者については、ミステリータッチで「珍妃の井戸」として後に出版されたが、他の部分は謎のまま残った。

 このことが、この本の最大の欠点で、気になって仕方ない。

 しかし、そうした続編を望ませる力量と言うものこそ、この後の名作のスタートになっていると思う。
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