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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
萌えるホーンブロワー,
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レビュー対象商品: 蒼海ガールズ! (GA文庫) (文庫)
ヒトラーの言葉に「大衆は小さな嘘には騙されないが、大きな嘘には騙される」というのが有ったと思いますが、この作品は正にその見本です。ナポレオン戦争当時のレベルの海軍で女の子だけの艦隊という大きすぎる嘘を、かなり勉強されたと思われる当時の航海や戦闘の描写で小さな嘘を無くして隠してしまっています。 大きな嘘を小さな嘘で隠そうとしてしまっている小説が多い中でこの作品の嘘の付き方は際立っていると思います。 あらすじを見ただけではまたいい加減な萌え小説かと思ってしまいましたが、実際に読んでみると細かな描写の見事さのおかげで大きな嘘を忘れて魅力的な登場人物たちを満喫しつつ読みきれました。 ホーンブロワーをはじめとする帆船小説が好きな方にお勧めするとともに、この作品をきっかけに多くの方に帆船小説に興味を持っていただけたらと思います。
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
想像よりも熱い話,
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レビュー対象商品: 蒼海ガールズ! (GA文庫) (文庫)
紅帝国を追われ、命も狙われて海を漂流していた第二皇子シューフェン(14歳)は、アラミス聖女王国海軍少女艦隊の軍艦ビシャスホースの蒼尉修練生ファムに助けられる。だが、少女ばかりの乗組員で構成されたこの船には、厳正なルールがあった。すなわち「男子禁制」。男とバレたら死刑になってしまう状況で、セネカ艦長から提案されたのは、女装して女のフリをすることだった。 果たしてシューフェン(仮の名はシュー、商家の娘という設定)は自らの秘密を守りきれるのか…。 軍艦(帆船)内が舞台のボーイズミーツガールストーリーです。 とにかくその手の用語がたくさん出てきますが、シューと一緒にお勉強…といった風なので、帆船や昔の軍艦の知識が無くても十分楽しめます。 ストーリーですが、前半は背表紙にあったあらすじどおりで、シューが感じる女の子の行動への戸惑いやセクハラまがいの話が中心で、単なる女装ショタによるハーレムモノに進行しかねませんでしたが、話が進むにつれて印象を異にし、なかなか熱い話になっています。 そんな感想を持つ元となった帆船での海上戦闘シーンは、現代モノや宇宙戦記物はどうしても「機械対機械」という印象を受けますが、それよりも、より「人対人の戦い」「勝敗の行方は機械の優劣ではなく練度の差」という感がありました。 あとがきで、作者は「次」があるような含みをもたせています。確かにシューとファムの今後が気になるところですが、シューにしろファムにしろ、この話の設定では、次はかなり大風呂敷を広げないとなかなか難しそうな印象です。一歩間違えれば単なるハーレムモノになりかねませんからね(…まあそれはそれで期待する向きもあるかもしれませんが)。 いずれにしろ、1巻目でこれだけ楽しめれば合格点です。
16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
期待の持てる新シリーズ,
By ヤツフサ (東京) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 蒼海ガールズ! (GA文庫) (文庫)
オトコの娘の主人公と周りのハーレム設定に違和感を覚えない方は楽しめるのではないかと。海洋ロマン? は何となく夢があっていいですね。 登場人物も個性が分かれていてはっきりしているし、掛け合いも微笑ましくていいと思う。 挿絵も可愛いです。 帆船での海での戦闘は、上手まわし、下手回しの描写だけでも息を飲みます。 なんとなく某月刊紙の漫画を思い出しました。 これから可愛い主人公が周りに振り回されるようで、その実周りを振り回していく様を楽しみにしたい。 満点でもいいかと思いましたが、これからも頑張って欲しい期待を込めて星4つで。
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