90年ごろ、Heavy Metal好きの友人には徹底的にけなされていたのがCheap Trickでした。でも僕は、70年代の彼らの大ファンで、複雑な心境でした。確かに米で大ヒット飛ばしていたころは産業ロック的で、あまりいい気持ちはしていなかった…。
でも、この2ndはまぎれもなく名盤です。とにかく曲がよい。Beatlesと比較されるほどだったんだから。1曲目、Hello There、あっという間に終わる。2曲目、Big Eyes、重いベースがカッコイイ。3曲目、Downed、甘いVocalで切なメロディ、4曲目、甘い罠、たしかにビートルズみたい。こんな調子で、全部一緒に歌える。
1作目は英のPunkも意識したHard Rockあり、4作目のDream Policeはヘビメタも意識したBluesもあり、節操無いと言えばそうですが、やっぱり2ndは良いです。
Power Popなんて言葉、当時は無かった。適度にHardで、甘いメロディ、エンタメ性も完備。今思えばBay City Rollersだって同じ範疇に入る。Aeroの弟分みたいな位置づけでもあったのだけれど、Aeroが延命できたのは実はCheap Trickがロックの裾野を広げてくれたからかもしれない。歴史的名盤なんて大げさなものではないけれど、買って絶対損しない1枚です。