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その最高例が、このアルバムではファッツ・ドミノ風のピアノブレイクが入った永遠の名曲「I Want You to Want Me」だ(『Live at Budokan』が出るまでヒットしなかった)。ワーマンのポップなアプローチはバンドのライヴの持ち味である厚みのあるノイズを薄めてはいるが、各メンバーの音楽の才能を強調してもいる。「Big Eyes」や懐かしい名曲「Clock Strikes Ten」での、リック・ニールセンのつかれたようなリフ。死にたいような苦しみを歌う「Downed」から(チープ・トリックファン、カート・コバーンが好きだった曲である)、甘い期待に満ちた「I Want You」、世の中にうんざりした「So Good to See You」まで、ロビン・サンダーの多重人格的なヴォーカル。そしてすべてをそつなく支える、トム・ピーターソンとバン・E・カルロスの安定したリズムセクション(特に「Southern Girls」がすばらしい)。
この拡大盤は、音質が大きくアップしており、解説や写真も新しくなったほか、ボーナストラックを5曲収録している。思いがけないインストゥルメンタルのB盤「Oh Boy」、プロデューサーの反論前のテイクを聴かせる「Southern Girls」、定番曲「Come On, Come On」の1975年のデモ、そして1977年LAのウィスキー・ア・ゴー・ゴーでの「You’re All Talk」といつもライヴで最後に演奏する「Goodnight」のライヴ・ヴァージョン。“2作目はこける”というジンクスとは無縁のアルバムだ。(Jerry McCullev, Amazon.com)
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