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蒼い描点 (新潮文庫)
 
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蒼い描点 (新潮文庫) [文庫]

松本 清張
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • 文庫: 664ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1972/05)
  • ISBN-10: 4101109214
  • ISBN-13: 978-4101109213
  • 発売日: 1972/05
  • 商品の寸法: 15.4 x 11 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 370,192位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 日本語を愛する者 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
同僚の男性が、自分だけ考えを進めるので、最初は、興味しんしんで読めますが、だんだんと、イライラが募ってきます。
それに背景の人間関係が複雑すぎるので、読者も整理が大変です。

最終的には、恋愛の話になるので、この点も、私にはも一つです。

やはり、清張は、黒革の手帖のような、悪女のシリーズがいいように思います。
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駄作の部類 2012/5/28
By negogon
形式:文庫
数々の名作がある清張としては駄作の部類です。イタズラに長く、登場人物が多く、キャラクターの描き分けが不十分で、トリックというほどのものもなく、一言でいうと深みのない作品です。登場人物が押し並べて「ひ弱」。会話も不必要に長く陳腐。

週刊誌に連載されていたということなので、大体の構想をつくっておいて書き進めながら作っていったような感じで、練りに練ったという感じはしません。

芸術や学術の分野での贋作、盗用、代作というのは清張のお得意のテーマでもありますが、今回はその中身に踏み込んではいないので、単なる筋立ての道具という扱いに留まっています。

もう少しコンパクトにして、筋もシンプルにして、人物の個性を押し出して、社会性を加えれば面白くなったと思います。当時としてはこれでも十分感動できたのでしょうが、現代の目で見るとTVのサスペンスドラマと変わるところがありません。

随分なことを描いていますが、私は清張の愛読者なのです。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 読むきっかけは、この本が書かれた箱根の部屋に泊まったことです。泊まった部屋にこの本が置いてあり、当にその部屋で松本清張氏が執筆していたのだそうです。

 箱根で起きた編集者の墜落死をきっかけに起こる不可思議な事件を、居合わせた女編集者が同僚と共に追いかけてゆきます。

 女編集者と同僚がディスカッションしながら事件を整理し、数々の謎や秘密を明らかにして行くのは読者にとっても頭を整理しやすくありがたいです。

 ただ同僚の男性編集者の大胆な推理は少々突飛でしょう。

 犯人の手記による事件の謎解きは説明的に過ぎてそれまでの物語のおもしろさが最後に削がれてしまっているようです。

 一つの事件に端を発し次々と起こる出来事を螺旋のように紡いでゆく様子は楽しめます。また自分が泊まった旅館が舞台の一つだと云うことを差し引いても、箱根周辺の夏の様子が音や臭いとなって漂ってくるようです。謎解きが説明的(括弧書きが多いのがそれをよく表しています)だったのが星マイナス一です。
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