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18 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
つかこうへい+深作欣二=日本映画史に残る傑作。,
By ゲバジジ (神奈川県川崎市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 蒲田行進曲 [DVD] (DVD)
やっとDVDを買い、久しぶりに見ました。もう20年前の作品ですが、その面白さは変わりません。70年代、深作監督の「仁義なき闘い」、そして、つかこうへいの芝居「熱海殺人事件」「ストリッパー物語」などに夢中になりました。その二人のコンビでの作品だから、面白くないはずがありません。二人ともテンポが抜群にいい。それに風間杜夫の「銀チャン」は一世一代のはまり役ではないでしょうか。日本映画、それも時代劇映画の世界をコミカルに描いた作品で、かなりデフォルメしてありますが、だから余計面白い。ヤクザ映画の様式美も取入れている。80年代の名作5本のうちに入る作品だと思います。松坂慶子もこの作品の夏子役がいちばんという気がします。この映画をつくった時の深作監督はちょうど50を少し過ぎた頃、いちばん乗っていたころでしょう。メイキングをみると、当時のスタッフが「この映画は特別な作品だった」「いつもはなにも言わない監督が、<これはうまくいった、会心の作>と言ったそうです。全編、そのパワー、エネルギーを感じます。これは買って損のないDVDだと思います。
37 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
この感動をぜひ,
By aosaga (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 蒲田行進曲 [DVD] (DVD)
この映画との出会いは20年前の20歳の成人の日。浪人2年目でバイトしながら大阪で1人暮らしを初めてそろそろ1年、来月は受験本番という頃。同じバイト先の先輩が、成人式にも出ないでアパートで1人はかわいそうだと自宅に誘ってくれた。昼飯をごちそうになりながらこの映画の録画を観た。お世辞にも良い画質とはいえなかった。日本映画はあまり見ないし、深作欣二なんて全然知らない。はじめはずいぶんドタバタした映画だと思ったが、観ているうちにだんだんと引き込まれていく。目の前に先輩はいるし、泣いてはいけないと我慢していた。画面ではヤスが小夏への愛と映画への情熱の板挟みで苦しんでいるが、こっちも今にも涙がこぼれそうでつらい。とうとう階段落ち本番で、出されたシチューに手も付けられなくなるくらい大泣きした。とめどなく涙が流れた。他人の前であんなに大泣きしたのは初めてだった。だが次のエンディングは、泣くのも忘れ、あっけにとられた。してやったりと言わんばかりにいたずらっぽく笑う先輩がいた。涙でぐしゃぐしゃだったが、私も笑ってしまった。松阪慶子らの歌う蒲田行進曲がさわやかに流れていた。映画賞を総ナメにした日本映画史に燦然と輝く名作。京都太秦撮影所で繰り広げられる、大部屋俳優たちの映画作りにかける熱い青春ドラマ。ギンちゃん、ヤス、小夏の3人が織りなす感動のラブストーリー。 忘れられない人生の1本です。この感動をぜひ味わってください。笑って、泣いて、そして最後には、笑ってください。
20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
古きよき日本映画,
By 山田三平 (東京都新宿区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 蒲田行進曲 [DVD] (DVD)
わがままな映画スターである銀四郎と、彼の子分である大部屋俳優の安、そして銀四郎の子供を身ごもった挙句に安に押し付けられ結婚させられた小夏の物語。つかこうへい劇団の舞台を映画化したものであり、観た人も多いと思います。ある意味女性や大部屋俳優への差別的な表現と取れなくもない設定ですが、私はこの作品が大好きです。風間杜夫や平田満の熱演もいいのですが、なにより松阪慶子がすばらしい。もう惚れ惚れしてしまいます。 もちろん、ストーリー自体はフィクションですが、昔のスターさんにはこんなこともあったのだろうなと勘ぐってしまいます。そして、それぞれがもつ映画への思いも、その時代には熱いものがあったのだろうな、と想像してしまいます。いつの頃からでしょうか、日本映画からこの熱い気持ちが感じられなくなってしまったのは、非常に悲しい事です。 ともあれ、太秦撮影所を舞台にして、映画にかかわる人々の人生における悲喜交々を描ききった本作は、映画史上に名を残す傑作と呼ぶにふさわしいと思います。
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