タイトルに書いたように、『源氏物語』を通読した方であれば楽しめるのではないかなと思います。
ヒカルの女性に対する軟派でありながらも誠実な態度、花に詳しく女性を花に譬えるところなども「あぁ、光源氏を現代風に書いたらこんな感じかな」と思えます。
主人公の是光なのですが、彼は外見や性格こそ原作とは大きく異なっていますが、光の君の女性好きのせいで本来しなくていい苦労をさせられる所がそのままで、読んでいて「相変わらず大変なポジションだ」と微笑んでしまいました。
原作を踏まえた上でどんなストーリー展開をしていくのか、今から楽しみな作品です。
登場人物に魅力を感じないとレビューに書いておられる方もいましたが、自分は「あ、源氏物語のあの人物か。じゃあこういう風に書かれているのもわかるなぁ」と感じました。
読んでどう感じるかは個人によって違うので参考になるかはわかりませんが、自分はこう感じましたということで。