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葬儀を終えて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
 
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葬儀を終えて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) [文庫]

アガサ・クリスティー , 加島 祥造
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

リチャードは殺されたんじゃなかったの―アバネシー家の当主リチャードの葬儀が終わり、その遺言公開の席上、末の妹のコーラが無邪気に口にした言葉。すべてはその一言がきっかけだったのか?翌日、コーラが惨殺死体で発見される。要請を受けて事件解決に乗り出したポアロが、一族の葛藤の中に見たものとは。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

クリスティー,アガサ
1890年、保養地として有名なイギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な臆測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている

加島 祥造
大正12年生、昭和22年早稲田大学英文科卒、英文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 482ページ
  • 出版社: 早川書房 (2003/11/11)
  • ISBN-10: 4151300252
  • ISBN-13: 978-4151300257
  • 発売日: 2003/11/11
  • 商品の寸法: 15.6 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 「あら、リチャードは殺されたんじゃなかったの?」大富豪アパネシー家の当主リチャードの葬儀を終えた後の遺産分割の家族会議の際、変わり者で末の妹コーラは無邪気にいった・・・ざわめく人々・・・しかも、翌日コーラは自宅で死体となって発見される・・・はたして事件の真相は?

 この発端を読んで、本を閉じられるようならミステリには不向きな方だから、そこで止めても結構。しかし、ミステリファンを自認する方なら、とてもじゃないけど先が気になってしょうがないのではないか!!クリスティの筆も確かでグイグイと読者を引きつけていく。登場人物に書き分けがホントに巧み。こう言っちゃ何だけど、こうして点はカーもクイーンもクリスティの足下にも及ばない。ミステリよりなにより読み物として面白い。

 クリスティは派手な舞台設定を巧みに演出する。「ナイルに死す」「白昼の悪魔」といった作品が映画化されたのは、映像向きの作品だから。それに比べると家庭内殺人を扱った『葬儀を終えて」が一般的にそれほど有名でないかもしれない。ただ、パズラーの達成度でいうと上記の二作に全く負けていない。ある意味、トンデモな仕掛けを有する作品だ。実際にはこんなに上手くいくか?という疑問がない訳でないけど、クリスティの力技で説得にかかっている。自分としては、このアイディアでよく書こうと思ったものだと驚く。しかも、この水準に達成できた点を考えると・・・やはり、このひとただものでない。
このレビューは参考になりましたか?
14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 とにかく、伏線の妙にうっとりします。舞台の移動が少ないので、クローズドサークル感覚も充分味わえます。
 本格ミステリにありがちな、探偵の無理矢理な事件への介入もありません。
 この作品のポアロは知人の窮地をみて、ごく自然にごく悠々と、謎の解明に乗り出します。
 コーラはなぜその台詞を吐く必要があったのか? シンプルな謎は終盤、美しい意外性をもって物語を一転させてくれます。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 九月
形式:文庫
ポアロものの長編。
急死した富豪の葬儀の後で、彼の妹・コーラが言った。
「リチャードは殺されたんでしょう?」
そしてコーラが殺され、その発言は真実味を帯びる。
残された親族たちは、誰もがお金に困っており、
疑わしくないとは言い切れない。
富豪の友人の弁護士は、ポアロに真実を知りたいと依頼し、
ポアロは動き始めるが。。。

最初のツカミがうまい一作です。
出てくる親族たちはそれぞれ怪しいのですが
その書かれ方、それぞれのキャラクターや事情が
魅力的で、ひきこまれます。
そしてラスト。
最後まで面白い、クリスティーの上質な一作です。
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好みの分かれる作品
「リチャードは殺されたんじゃなかったの?」
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投稿日: 3日前 投稿者: チェブラシカ
ミスディレクションが素晴らしい、大傑作!!
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投稿日: 16か月前 投稿者: ZELDA
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最後の最後まで、最初の事件が解決したのかしなかったのかがわからなかった変わった作品。
本筋の事件が何かがわからないまま終わってしまった。... 続きを読む
投稿日: 2009/12/2 投稿者: kaizen
かなり巧妙!がんばって読めば犯人を当てられます!
「リチャードは殺されたんじゃなかったの」コーラのこの発言が波紋を呼び伏線となって物語は展開していく。... 続きを読む
投稿日: 2008/6/28 投稿者: スターバックス大好き
地味ながら、味わい深いベスト10級の佳品
本書は、『五匹の子豚』や『スリーピング・マーダー』などの“回想の殺人”の変型といえるだろう。... 続きを読む
投稿日: 2008/5/10 投稿者: トーマの休日
出だしがうまいなぁ〜
当主リチャードの葬儀が終る時、末妹コーラが口にした一言「リチャードは殺されたんじゃなかったの」。さすがクリスティ、出だしがうまいなぁ〜。題名ともピッタリだし。この... 続きを読む
投稿日: 2006/10/22 投稿者: 紫陽花
パートナーが役不足だった?
富豪、お屋敷、殺人、一癖ある遺族、うさん臭がられる異国人のポアロ、関係者を集めての謎解きと、いつもながらの設定。楽しいです。... 続きを読む
投稿日: 2006/10/18 投稿者: フサコフサーラ
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