古くも新しくもなく、
珍しいと思えるようなデザインでもなんでもないんだが、
ようするに普通なのだが、
どういう訳か最終的に「これだ」というのはいつも葛西薫。
たまらなくいい。
コピーライトなのか?
タイポグラフィなのか?
文字の置き方なのか?
配色なのか?
写真なのか?
イラストなのか?
紙質なのか?
インクなのか?
そのそれを、まとめあげてとてつもない完成度なのだが、
それを凄いと思わせることなく、
人の心にスッと入ってきて忘れられない心地良さを演出する。
人間の温かみを感じる活きたアートディレクション。
どこか日本の精神の豊かさを感じ、
原風景を見るような、時の風が吹く。
どうしてもこの人の謎を解いて近づきたい。