本書でも触れられている「まねきTV」についての東京地裁判決がでた。
タイムリーなので読んで見た。
権利者、ユーザー、事業者、研究者と、関係すると思われる様々な立場の人々へのインタビューを基に構成されている。が、それぞれの主張はまあ要約されているのだが、著作権の何が問題か、ということを抽出しきれてはいない。
著者が、なぜだかよくわからないのだが悩んでいるんだな。
この歯切れの悪さは著者がメディアの製作現場を知りすぎているからなのか。
読んでるほうも困ってしまう。
個人的にはダビング10がらみでJASRACが集めた補償金がどのように権利者に還元されているのかに興味があったのだが、そうゆう方面に切り込む本ではなかった。
雑誌の連載ならこれでもいいが、新書にするならちゃんとまとめて欲しい。
編集のノルマがきついのか?出版も本書で紹介されているTVと一緒でとりあえず回ればいいことになってしまっているのか?など、余計なことを考えてしまった。