この作品の2巻までは個人的に高評価でしたが、この巻ではだいぶ評価を下げてしまった。続刊もあるみたいですがそちらも不安です。あまり期待できないかも、もう謎らしい謎も、戦わなきゃいけない敵もいなくなっちゃったので、新設定で展開するのはどうかと思う。
この巻では、葉桜のトラウマの一つである母親がキーパーソンとなり、それに肖った兵器であるラパーチェが敵。そして、明らかに害意のあるラパーチェに対して、攻撃はおろか敵対をするのでさえ渋りに渋る。それが、人死にがでてからすらもというから意味不明です。あれよあれよという間にこちら側は被害甚大で、トラウマだということを考慮しても、読者としてはなんで渋るのかさっぱり分からない。次巻からはどんな顔して出てくるのか、犠牲者に対して良心の呵責で相当に凹んでいなければ、厚顔の極みとしかいいようがない、なんなんだコイツは。だいたい、人を模して作られた兵器に対して憐憫を感じる白夜も重罪で、この母娘には苛立ちばかりが募る展開でした。はっきり言って最悪です。