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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「読む落語」冬,
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レビュー対象商品: 落語百選 冬 (ちくま文庫) (文庫)
落語はそもそも「話芸」であり、語り手の口調や間が良し悪しを決する重要な点である。ただ話の筋道を追うだけでは味わいがない。ところが本書ではまるで高座に聞きに行っているかのような錯覚に陥るほどの臨場感がある。文章によって江戸町人の語り口を再現し、会話の間を表現している。本書はただ古典落語の紹介にとどまらず、「読む落語」という新しい楽しみを与えてくれている。春夏秋冬季節ごとに編纂された本シリーズの冬にあたる本書では暮れの話題が多く、必然的に金銭にまつわるものが多くなるのだが、落語の世界ではそこに生々しさを感じさせずに人間の機微を描くすごさがある。
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