まず表紙でにやり。目次にわくわく。そして中身に感激。いつもながらの濃い内容に大満足の一冊です。Vol.13に引き続きのさん喬&権太楼対談から喬太郎、市馬、三三などの中堅、若手の話など柳家の落語家についてとりあげられていますが、文楽&馬風の対談。黒門町にまつわる小さん師匠のエピソードはぐっと来ますよ。また花緑が紹介した数々の写真には思わず声が出てしまいましたが、中でも根多帳の写真には胸が熱くなりました。他にも貴重な話や写真が満載です。柳家とは何かとの問いに完全な正解はもちろんないのですが、その答えをさぐるために結果的に五代目小さん師匠についての芸論やエピソードなどを深く深く掘り起こすこととなり、私のような五代目小さん師匠の大ファンにはたまらない出来です。(敬称略)