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最も参考になったカスタマーレビュー
9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
すばらしい!,
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レビュー対象商品: 落語の世界 (河出文庫) (文庫)
立川談志と同じ小さん門下で、一緒に真打になった柳家つばめのが書いた 落語家と落語の世界の話。 とにかく、 落語への愛で全編満ち満ちている。 だから、読み手に対しても、 「わかってほしい」というのがよく伝わってくる。 本は、 噺家が、入門してから弟子をもつに至るまでを、 だいたい時系列にして進んでいくので、 もしかすると、噺家になりたい、という 人にとっても有用であるかもしれない。 なかに、安藤鶴夫の評がある。 「芝居と義太夫の話を聞いた。実に面白い。自分がうまいと思った人の芸を説明するのだが、自分が、まっさきに惚れ込んじゃうから、力が入る。説得力がある。どうも惚れっぽい人らしい。評論家としてはどうかと思うが、それを表現するには、一番の強みだ。」 この評が、そのまんまあてはまるくらい、 この人は落語に惚れてるのがよくわかる。
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
落語と落語家、寄席を知るための良書、よくぞ復活!,
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レビュー対象商品: 落語の世界 (河出文庫) (文庫)
『創作落語論』に続いて河出文庫から再販された本書の初版は昭和42年、著者38歳の時である。 この本の魅力は次のように言えるだろう。 (1)落語家や寄席の世界(まさに「落語の世界」)を知る絶好の入門書 (2)柳家つばめが活躍した時期の落語界を知る歴史的に価値のある書 (3)柳家つばめという噺家自身のことを知ることができる書 言わば、落語という「空間」、ある一定の「時間」、そして五代目柳家つばめ という「人物」に関して、よく出来た本である。 二十一ある各章を通じて、なかなか素人が知ることのできない「落語の世界」の 裏表を分かりやすく解き明かしてくれる。 例えば、よく比較される同門で同年入門、かつ同期で真打昇進をした談志家元や 当時二十代だった古今亭志ん朝を含む同時代の当時の“若手”落語家たちに関する 著者ならではの寸評があったり、落語家が二つ目時代に直面する心理的葛藤のこと が赤裸々に語られていたり、なかなか知ることのできない下座さんの仕事の詳細な 紹介があったり、今日の若い落語ファンも楽しんで読めるであろう内容が満載だ。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
落語への愛、師匠への愛。,
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レビュー対象商品: 落語の世界 (河出文庫) (文庫)
他のレビューアーの方も書いていらっしゃいますが、著者の落語への愛があふれた素晴らしい本です。付箋を貼って読みました。芸と芸道の違い。芸ではなく、芸道で苦しむ噺家さんたち。二つ目になってしばらくしてからの迷いと悩みの日々。それを察したらしい、先代・今輔師匠の言葉。圓生師匠の丁寧で厳しい稽古。志ん生師匠の、別人のような厳しい論評の稽古。先代・文楽師匠の開花するまでの苦しさ。夜の男泣き。この本の「サゲ」、真打になったつばめ師匠と先代小さん師匠が二人きりになった時の出来事・・・。実に、いい風景ですね。 また、この本の「目次」が面白いです。全体を読んでから再び目次を読むと、いい復習になります。
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