「落語のおけいこ」というタイトルどおり、落語を自分で話せるようになるために練習するためのポイントが、噺の内容、話し方、仕種、浴衣の着方と、素人の私でも「ちょっと一席できるかな」と思うほど、とにかく細かく詳しく書いてあります。
実は私はあまり落語に興味がなかったのですが、この本を読んで落語の仕種ひとつにも意味があるということを知り、だからこそ噺家さんの話に引き込まれるのだということ、そして日本文化、伝統芸能の奥深さを再認識しました。
この値段でDVD付きなのも素晴らしい。本を読んでから見ると、一層楽しめます。
私は幼稚園児の子供と一緒に観ましたが、さすがに落語の面白さを理解するには年齢的・語学力的に無理でした。ただ、何か惹かれるものがあったらしく、特に小咄には興味津々で「なんでこう言うのか」「どうしてこれが面白いのか」と質問攻めにあい、答えるのに四苦八苦。落語を理解するのはある程度の日本語力が必要だということを再認識しました。ということは、もう少し大きなお子さんだったら落語を聞くことは、国語の勉強になるのではないでしょうか?そのきっかけとしても、とても良い本とDVDだと思います。
単にDVDを観るだけでも面白かったし、一石二鳥どころか三鳥、四鳥の本でした。おススメです。