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落日の門
 
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落日の門 [単行本]

連城 三紀彦
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

スリリングに急反転する愛憎のジグソーパズル。謎が謎を追いかける擬似歴史小説。

登録情報

  • 単行本: 250ページ
  • 出版社: 新潮社 (1993/04)
  • ISBN-10: 4103475056
  • ISBN-13: 978-4103475057
  • 発売日: 1993/04
  • 商品の寸法: 20 x 13.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 935,554位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
「2.16事件」を男女と家族のドラマという観点から切り出した連作短編集です。
基本は人間ドラマですが、そこは連城三紀彦だけあって、推理小説的な技巧が凝らされた連作短編集です。

表題作で冒頭に配されている『落日の門』は本シリーズの根底を成す人間関係の紹介編ともいえる作品です。

予備知識なし読むと、これが「2.16」の話ということは最後になるまで断定できませんでした(歴史的事実だとすると、知っている人にはすぐ分かるのでしょうが)。

革命を実行しようとする青年将校の一人・村橋と、対象であるひとりの大臣・桂木の娘・綾子とが恋仲であった、というのがそれで、その将校の親友である安田が村橋を制裁するまでの人間ドラマと、軍人としての自分と親友としての自分の間で揺れ動くが故に嘘と駆け引きをすることが推理小説的逆転を引き起こします。

後の作品はこの登場人物たちを元に、作中作から女のプライドに到るまで、様々な角度から人間関係を描きだします。

決してマクロな「2.26事件」の全貌に及ぶことはなく、あくまでも描かれるのはごく小数の人間のミクロなドラマです。歴史的事件を扱ってはいますが、出来上がったのはやはり連城作品としての色でまとまっていますので、連城ファンは安心して読め、かつ楽しめるでしょう。

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