本作品は、落合正勝氏の遺作です。
また、これまで多数の著書を出版されてきましたが、本書はそれらの集大成ともいえるベストアルバム的作品です。これがあれば、他の落合氏の作品もエッセンスを理解することはできるとおもいます。
しかし、落合氏も、とうとう、この本でクラシコ・イタリアという言葉を使わなくなりました。
クラシコ・イタリアという言葉のわわりに、「クラシコ・イタリアーノ」という言葉を使っています。
クラシコ・イタリアという言葉が独り歩きしているのに嫌気がさしたのでしょう。「クラシコイタリア」というのは、イタリアの高級既製紳士服メーカーの業界団体の名称であって、スタイルではないのです。それを履き違えた日本のスーツメーカーの安っぽい宣伝文句に踊らされないためにも本書を熟読してください。