2004年の春季キャンプから、日本シリーズ終了までを追った戦記です。
この戦記を読むと、落合監督の方針がシーズンを通して徐々に
選手に伝わり、チームが一丸となったのが分かります。
そこには一年間、まったくぶれなかった
監督の考え、言葉があると思います。
その監督の姿勢が、この本を通して充分伝わると思います。
また、川崎投手を開幕戦に起用し、一部からウケ狙いと罵倒されましたが、
この本を読むと、監督がなぜ川崎投手を起用したのか分かります。
そして、引退への道を歩む川崎投手ですが、使い放しではなく
しっかりと花道を作ってあげるなど、監督の優しさも伝わりました。
一番良かったのは、著者が本当に監督のことが好きで、
この戦記を書いたというのが分かることです。