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それでも、とても説得力のある・現実感のある話です。それは私自身が別れを経験し、ひとりですべての季節を過ごしながら、1年間をかけて「愛情のソトバコ」だけしか残っていないことを受け入れていった時間を思い出すからなのです。
ソトバコだけの愛情はもう中味がないけれど、でもまったくのからっぽでもない・・・。そのことををゆっくりゆっくりわかっていった季節には、今でも懐かしさと近しさを感じます。そういう感覚にぴったりとくる本です。だからこの世界はなるべく個人的感傷を投入しながら味わってみることをオススメします。
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