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萩尾望都Perfect Selection 7 (フラワーコミックススペシャル)
 
 

萩尾望都Perfect Selection 7 (フラワーコミックススペシャル) (コミック)

萩尾 望都 (著)
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登録情報

  • コミック
  • 出版社: 小学館 (2007/12)
  • ISBN-10: 4091312209
  • ISBN-13: 978-4091312204
  • 発売日: 2007/12
  • 商品の寸法: 21 x 15.2 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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28 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 今でもどこかにいるのかしら..., 2007/12/23
今か今かと待ち焦がれ、ついに発売日、買ってしまいました!
数々のカラーページ、すばらしすぎます! 本当に待っていたかいがありました。(1巻のレビューではじけ過ぎたのを反省して、以下、ちょっと抑えて書きます。(苦笑))

まず本編ですが、「エヴァンズの遺書」「ペニー・レイン」「ランプトンは語る」「はるかな国の花や小鳥」「エディス」のカラー扉とカラーページが全部掲載されています。もういうことなし!
それと当たり前の話ですが、「エディス」後編の扉絵も掲載されているのがうれしいです。なぜか今までどの作品集でも「エディス」は中編の扉絵で、後編の扉絵は載っていなかったんですけど、やっぱり締めくくりはこうでなくちゃぁと思います。表紙カバーのイラストもこの後編扉絵のアレンジで、とてもGoodです。

ただ口絵カラー4ページは、1枚目はエドガーがとても美しくていいんですけど、その次の見開きページはエドガーの顔がど真ん中、ちょうど折り目のところで、これはないんじゃないの!と思いました。ウン、これだけが玉にキズですね。何とかならなかったのかしら?
それと「ピカデリー7時」のあと、3ページにわたって各作品の雑誌掲載時の予告イラストが掲載されてるんですけど、モノクロ掲載なんですね。これらもカラー掲載して欲しかったな、と望むのはぜいたくすぎかしら?

あとはもうほれぼれとする出来映えで、1巻と合わせて一生の宝物です!
でも萩尾先生、もう本当に「ポーの一族」は描かないのかしら? エドガーにもう一度巡り会いたい、オービン卿ではないけれど「その奇跡にもう一度出会いたい」 そんな想いが募る作品集です。
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 そして、物語が閉じる, 2007/12/22
II巻収録分については、これまでもほぼ発表順に収録されていたはずなので、そういう意味での感動はありません。
その分フルカラーのトビラや、カラーページたっぷりのランプトンや、エディスの各話トビラがうれしかったりします。
久しぶりに読み返すと、1話ごとにミッシングリンクが埋まっていく様にやはり興奮しますね。
最後のシーンは「現在」に追いついているのですが、すでにそれから30年たってしまいました。
ひとりになった彼は今どうしているのでしょう。

最後に一つだけ欲を言うなら、「エヴァンズの遺書」が載る前に、見開き2ページだったか4ページだったかで載った、これらの作品について簡潔に語る短い文章があったのですが、あれを収録して欲しかったな。
雑誌の切り抜きで持っているはずだけど、どこに行ってしまったものやら。
あれが収録されていれば、新作がでるたびにあの文章と突き合わせながら作品がまだ出るのだとわくわくしていた気分を久しぶりに味わえたのにと、それだけが心残りです。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 “幻のメリーベルの扉絵”『エヴァンズの遺書』前編, 2007/12/23
このパーフェクト・セレクション第2巻に掲載されている作品群は、『小鳥の巣』でいったんシリーズが終了した後から書き足された作品群を集めたフラワーコミックス第4巻と第5巻と内容はまったく同じですが、カラーページや各作品の扉絵が再現されているのがとてもすばらしい。
とくに『エヴァンズの遺書』前編の扉絵(メリーベルの扉絵)は、今までどの作品集・イラスト集にも掲載されていなかった“幻の扉絵”なので『エディス』後編の扉絵再現とともに、やっと出会えた喜びに打ち震えています。また『ランプトンは語る』の扉絵も、別コミ掲載時のとおりのページ順に掲載されていて安心しました。

しかし、『エディス』前編の扉絵の次ページ(「時の輪よ めぐりめぐれ 生命のふたたび生まれるまでに〜」の詩が掲載されているページ)は、別コミ掲載時には中編の扉絵の次ページに掲載されたものです。それと、口絵カラー2〜3ページの見開きイラストは『小鳥の巣』までに登場したキャラクターを集めたもので、1巻に掲載されるべきものだったと思います。『トーマの心臓』以来、何度も記していますが編集者の作品に対する無理解は、何とかならないものでしょうか?

なお、『小鳥の巣』でいったんシリーズが完結した後、『トーマの心臓』が不評だったため、連載を打ち切って『ポーの一族』を再開しろと言い張る編集部に対し「なるべく早く終えます。終えたら『ポー〜』の続きを描きます」とかわしながら、何とか『トーマ〜』を終えた苦労話が、エッセイ集『思い出を切りぬくとき』に紹介されています。
そのような経緯から編集部との約束で『ポー〜』を再開したため、作者にはもう前期シリーズのような情熱や思い入れが薄れていたように感じられます。

だから編集部から再開を要望される程の人気シリーズであったにも関わらず、再開後の翌1976年に早々と完結させてしまったのではないかと推測します。それは、『萩尾望都の世界』(徳間書店)でのインタビュー「『ポーの一族』は、まだ完結という形にはなっていませんが?」に対して、「いや、もう終わりました」、「もう描かないんです」とかたくなに拒み続けていたものと思います。

それでも自身が「取りまとめが得意」と語るように、ほぼ完璧にこれらの作品群を締めくくった手腕は実に見事です。
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