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失われていくものへの愛着がこの映画から滲む。
父親が最後に8ミリカメラで村の人々や風景を撮るのもそうだし、みちるが母や祖母より早く起きて、台所で朝食をつくるのもそう。
ラストで、次第に遠ざかっていく家の映像がこの映画のクライマックス。
この映画のもうひとりの主役はこの古い家だったのだと気付く。
およそ90分のこの映画のなかで、見る人はふるさとを感じ、そしてそれを失う切なさを感じるだろう。
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