タイトルと表紙を見て分かる通り、この本のメインは世界各地の神話、物語に登場する伝説の剣を、美少女のカラーイラスト付きで紹介されています。……と書くと、イラストに重点が置かれているイメージで、紹介のテキストが不安になるかも知れません。
ですがテキストの方も綿密な資料調査の上で詳細且つ正確な記述で剣の説明をしていますので、資料としての価値を求めている方でも買って大丈夫です。本の最後で参考資料として並べられている本の量を見たら思わず「うわ〜っ」と声を上げたくらいですから。
ちなみに、後半の世界の剣資料編では、剣についての基本知識や、歴史上で実際に使われた剣の代表的なものを長さや用途で分類して紹介しています。
私的には剣の作り方が書いてあるのが、創作の参考になって助かりました。日本刀の作り方は「
図説 剣技・剣術」で見つけましたが、西洋剣はなかなか見つからなかったものでして。
そんなわけで、萌え絵をお望みの方、純粋に剣の資料を探している方、どちらの需要も満たしてくれることでしょう。