内容は99%が孫引きかと思われます。それも、7割近くが床井雅美著『
アンダーグラウンド・ウェポン―非公然兵器のすべて』(日本出版)がもとになってます。
これ以外にも、多くが床井雅美氏の著書に頼っており、ぶっちゃけ萌えに興味がなく研究資料を求めるならば、素直に床井雅美氏の著書を購入すべきでしょう。
ただまぁ、床井雅美氏の著書はほとんどが絶版になっており、入手困難なものも多いので(『
AK-47&カラシニコフ・バリエーション』など)、背に腹はかえられぬと、こちらを買うのもアリではあります。
主要参考文献であろう『アンダーグラウンド・ウェポン』は1993年に発行されているので、内容は古いです。にも関わらず、この本では『アンダーグラウンド・ウェポン』の古い記述を訂正していない場合が多いようで、なんだかなぁって感じです。しかし、最後の方に載ってる参考文献には比較的新しい書籍が掲載されてるんですよね。
文章はけして読みにくいものではありません。切りもいいので、手軽に読めます。ミスや目立つ大きな間違いもありません(細かく確認してないので悪しからず)。しかし、銃1挺に対して解説の為2頁を割いているが、解説は実質左側1頁だけで大した文量はない。
右側1頁は萌え絵コーナーです。この萌え絵、すごい微妙なのばかりです。絵が上手い絵師もいるが、おそらく日頃から銃なんて描いてない方ばかりのようなので、人体とのバランスは悪いし、銃の細部は端折ってある場合が多く、図版資料としてはまったくもって使えません。というか、肝心の銃は単なるおまけで、エロい格好した爆乳おねぇちゃんか上目遣いの小さい女の子がメインのイラストです。萌えとかそっち方面に興味のない人は苦痛かと思います。私はそこそこ楽しめましたが。
萌えに理解があり銃に興味をもっているが、資料集めにあまりお金をかけれない初心者の上級入門書って感じですかね。