北海道・東北の妖怪(蝦蟇・羅刹鬼など)
関東の妖怪(茂林寺の釜・オボなど)
甲信越・北陸の妖怪(朱の盤・鬼女紅葉など)
東海の妖怪(鈴鹿御前・山犬など)
近畿・関西の妖怪(葛ノ葉狐・鬼童丸など)
中国・四国の妖怪(山彦・ぬらりひょんなど)
九州・沖縄の妖怪(ケンムン・アカマターなど)
鳥山石燕以降の妖怪(しょうけら・赤舌など)
妖怪資料編・コラム・中国妖怪小事典
という構成。
↓前作「萌え萌え妖怪事典」との違いについて↓
・今作で紹介されている各妖怪の多くに、元となった資料(絵)が載っています。前作はありませんでした。
・前作はポピュラーな妖怪が多く、あまり新鮮さはありませんでした。今作「零」はマイナーな妖怪が多いので、前作を買っていない人で、色々な妖怪を知りたい人はこちらを購読されるのを薦めます。
・資料編は文句無しの☆5つ(主観ですが)。「妖怪」について書かれていますが、前作よりもわかりやすさが全然違います。簡潔に、しかし詳しく載っているので楽しみながら知識がつきます。
・前作では柳田國男について数ページありましたが、今作は妖怪に関わる様々な実在人物について簡単に紹介されています。コンパクトで良いですね。
個人的に一番面白かった部分は、妖怪には2種類あり「自然に生まれたもの」と「意図的に作られたもの(人間によって)」の紹介。なるほど、と納得がいきました。
「萌え」は別として、妖怪の入門書と言えると思います。