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森永先生の、面目躍如な一冊です。
「萌えとは何か?」
「萌えはどのように形成されていくか?」
「萌えの今を報告する」
「萌え経済は、オタク経済は、工業化社会システムの
次にくる、新しい市場経済システムだ」
徹底した取材(趣味)によるディテール報告と、
森永先生のこだわりも随所に見られ、
萌えのトレンドを知る教養書にもなっています。
工業化社会の経済経営システムの核心である、
多品種、大量生産の時代、価格のたたき合い
の時代はすでに終わり、これからは、
こだわりをもった趣味人の市場の認知度が向上し、
すでに弱小零細企業とか個人や芸術家が、萌え市場に向けて
多様化する消費者というか、生産者=消費者向けに、製品、サービス、
を提供する時代、ってことらしい。
萌えは、開拓した市場を、大手に後から食われることもないし、
価格競争にさらされることもない。
さらに、オタク、趣味人、萌えは、満足することなく、その願望は
果てしないし、食事をやめても、お金を出す、そういうカテゴリー。
本書の冒頭、森永先生が、「萌え男はいかにして形成されていくか」
の分析は秀逸です。
とにかく、萌えを、経済学的に徹底的に分析し、
日本経済を救うこれからの基幹産業?を高らかに
宣言した、近年の名著と言えます。(ほめすぎ)
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