約160ページという枚数で60余りの思想を採り上げるのだからやはり内容は本当に簡便なものでした。
小中高生の頃によく手にした早見表や資料集のような感じで読める本です。
1つの思想に見開き1ページを使っていますが、左半分はほとんどイラストなので、文字情報は専ら右に。
わりとメジャーですんなり理解できる思想もあれば自分にはちょっととっつきにくい類の思想もありますので、
このくらいの空き感がかえって中身に入りやすいなとは思いました。
その思想と関係のある思想を同じページ内で「対立」・「友好」・「嫌悪」という風にして紹介してくれているのは便利でありがたいです。
「欲望」や「信心」の章は、それらが生きることそのものに直結しているせいか、非常に入りやすく、面白く読みました。
萌える云々というのは、自分が女だからかもしれませんが、あまり触発されませんでした。
主に女の子の服装や表情、仕草などでその思想のおおまかなイメージを表現しているのですが、
絵柄がいかにも…という感じで、自分にはその良さはあまり解らなかったです。かわいらしいとは思いますが。
紙質もよく、オールカラーでとても見やすく、きれいです。
文字も大きめで難しい言葉も使っていないので、大人は勿論ですが中高生にいいのではと思います。