比較的スケールのでかい左文字進シリーズのなかでも、もっともスケールが大きく大胆なストーリー展開が気に入った作品
『恋人はスナイパー(劇場版)』の原作にもなった
日本国民一億三千万人を誘拐っていうのは非常に大胆不敵な構想といえる
『誘拐』という定義や常識を逆手にとったとでも言おうか?
一人二人もしくはグループをまとめて誘拐するという話はよくあることだが、日本国民をまとめて誘拐とは…
また、身代金の獲得方法も逸脱している
国が払うわけがないのを見越して、国民それぞれにあるものを購入させる形で払わせるとは……
ただし、犯人が実際に金を受け取るシーンが陳腐…
まぁこの小説が書かれた年を考えれば、今のようにネット銀行などもないだろうから仕方のないことか…