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華麗なる一族〈中〉 (新潮文庫)
 
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華麗なる一族〈中〉 (新潮文庫) [文庫]

山崎 豊子
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

阪神特殊鋼の専務万俵鉄平は、米国企業からの増注契約をキャンセルされて危機に陥る。旧友である大同銀行の三雲頭取が多額の融資を了承してくれるが、その矢先、熱風炉が爆発するという事故が出来―。一方、万俵家の次女二子は、総理の縁戚と見合いをしながらも、鉄平の部下である一之瀬に惹かれていく。万俵家に同居する大介の愛人・高須相子が企む華麗な閨閥づくりの行方は…。

登録情報

  • 文庫: 637ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1970/05)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4101104131
  • ISBN-13: 978-4101104133
  • 発売日: 1970/05
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
毎度の事ながら、著者のきめ細かい取材力や筆力に感服させられます。本書も、ご多分に漏れずズッシリと重量感ある大作です。

一昔前まで、銀行業界そのものや監督官庁との関係などおおよそ一般の人間には計り知れない世界であったと思います。この世界を、著者特有の精緻な取材や文章で余すことなく表現し、かつ登場する人物の内面を鋭く抉り出しながら進むストーリーは、これほどの長編でありながら読者に油断を与えない迫力です。

また、テーマとなる銀行再編や監督官庁の権益に絡む話など、今読んだとしても十分に新鮮さを味わえます。決して、古さを感じさせません。

著者の他の作品を既に触れている方には、本書も期待を裏切らないと保証できますし、初めて著者に触れる方にもお薦めの一冊です。

このレビューは参考になりましたか?
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
山崎豊子は凄い! 作品数は少ないが緻密な取材で長編を描き切る。最新作の「沈まぬ太陽」で知った人も、テレビの影響で「白い巨塔」で山崎を知ったひとも、次は「華麗なる一族」を読んでいただきたい。面白いから。ところで、あなたは今の「三井住友銀行」が「さくら銀行」と「住友銀行」だった事を知っていますか?そしてその前は「三井銀行」と「太陽神戸銀行」であり、さらにそのまた前は「太陽銀行」と「神戸銀行」だったんですね。本書はその太陽と神戸の銀行合併を取上げた金融界を舞台にした小説。30年前に書かれたとは思えないです。やり手の大蔵官僚やら腹黒い銀行頭取やら国会議員やらがうごめきまわる。そして家族をも事業の犠牲にする主人公。一気に読めちゃう面白さ。「白い巨塔」の次は、これで決まり。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By かさこ VINE™ メンバー
この「華麗なる一族」は「白い巨塔」の金融界版ともいうべき本で、
でも「白い巨塔」より専門的な話は少なく、
政・官・財の恐ろしいまでの癒着と計略とおぞましさを垣間見れる、
非常に読みやすくておもしろい本だ。
ただそれだけに、「善悪」がはっきりしているので、「白い巨塔」のような奥深さはない。

それと今、読むと、もう銀行は随分淘汰されてしまったので、
銀行合併というのが一昔前の流行に思えてしまうところが、
「白い巨塔」のような医療ミスのタイムリーさはないが、
それでもこの作品のなしえる力と、今もこれに似たような策謀が、
どこかで行われていても不思議ではないことは感じられる。
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投稿日: 9か月前 投稿者: カーマイン
読みやすい割に、勉強にもなります。
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投稿日: 2010/4/20 投稿者: taskman
お勧めできない一冊
中巻になって、盛り上がってきましたよ!父親と鉄平の溝の深まり、高炉の爆発とか、負債の拡大・・・とか。ただ、やっぱり、あまり面白くないんですけど・・・。下巻に期待!... 続きを読む
投稿日: 2010/1/16 投稿者: マックスハーラー
ドラマティックな展開へ・・。
最初の方は、金融再編成のややこしい話でちょっと中だるみ。
でも後半にかけてドラマティックな展開になり、... 続きを読む
投稿日: 2008/5/27 投稿者: ソライロ
頭の中は万俵家でいっぱい
お話はどんどん佳境に入って行きます!

どろどろの家族図、純粋な息子と狸親父の対比。

出生の疑惑!... 続きを読む
投稿日: 2007/2/1 投稿者: RBM/MS
はやく続きが読みたい2
中巻では銀行合併の抜け道(小が大を喰う)を模索する忍者部隊・

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投稿日: 2007/1/19 投稿者: ぷちまっちょ
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投稿日: 2007/1/1 投稿者: 993改
銀行家の冷徹、理想家の甘さ
 銀行合併にかかる銀行家の父の冷徹さ、狡猾さ、一方で鉄鋼マンたる技術屋の長男の経営に対する甘さ。... 続きを読む
投稿日: 2006/5/8 投稿者: 乱読者
やはり山崎豊子!
「白い巨塔」、「大地の子」、「不毛地帯」、「沈まぬ太陽」どれをとっても、引き込まれる主人公像と取材力に脱帽です。この作品は銀行合併をめぐり、様々な人間模様が描かれ... 続きを読む
投稿日: 2004/3/26
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