登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
題材さえ今なお新鮮です,
By
レビュー対象商品: 華麗なる一族〈中〉 (新潮文庫) (文庫)
毎度の事ながら、著者のきめ細かい取材力や筆力に感服させられます。本書も、ご多分に漏れずズッシリと重量感ある大作です。一昔前まで、銀行業界そのものや監督官庁との関係などおおよそ一般の人間には計り知れない世界であったと思います。この世界を、著者特有の精緻な取材や文章で余すことなく表現し、かつ登場する人物の内面を鋭く抉り出しながら進むストーリーは、これほどの長編でありながら読者に油断を与えない迫力です。 また、テーマとなる銀行再編や監督官庁の権益に絡む話など、今読んだとしても十分に新鮮さを味わえます。決して、古さを感じさせません。 著者の他の作品を既に触れている方には、本書も期待を裏切らないと保証できますし、初めて著者に触れる方にもお薦めの一冊です。
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「白い巨塔」の次は…,
By はめじ (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 華麗なる一族〈中〉 (新潮文庫) (文庫)
山崎豊子は凄い! 作品数は少ないが緻密な取材で長編を描き切る。最新作の「沈まぬ太陽」で知った人も、テレビの影響で「白い巨塔」で山崎を知ったひとも、次は「華麗なる一族」を読んでいただきたい。面白いから。ところで、あなたは今の「三井住友銀行」が「さくら銀行」と「住友銀行」だった事を知っていますか?そしてその前は「三井銀行」と「太陽神戸銀行」であり、さらにそのまた前は「太陽銀行」と「神戸銀行」だったんですね。本書はその太陽と神戸の銀行合併を取上げた金融界を舞台にした小説。30年前に書かれたとは思えないです。やり手の大蔵官僚やら腹黒い銀行頭取やら国会議員やらがうごめきまわる。そして家族をも事業の犠牲にする主人公。一気に読めちゃう面白さ。「白い巨塔」の次は、これで決まり。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「白い巨塔」の金融界版ともいうべき本,
By
レビュー対象商品: 華麗なる一族〈中〉 (新潮文庫) (文庫)
この「華麗なる一族」は「白い巨塔」の金融界版ともいうべき本で、でも「白い巨塔」より専門的な話は少なく、 政・官・財の恐ろしいまでの癒着と計略とおぞましさを垣間見れる、 非常に読みやすくておもしろい本だ。 ただそれだけに、「善悪」がはっきりしているので、「白い巨塔」のような奥深さはない。 それと今、読むと、もう銀行は随分淘汰されてしまったので、 銀行合併というのが一昔前の流行に思えてしまうところが、 「白い巨塔」のような医療ミスのタイムリーさはないが、 それでもこの作品のなしえる力と、今もこれに似たような策謀が、 どこかで行われていても不思議ではないことは感じられる。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|